「オフィスでのひとり言」の心理と真理

前川賢治(Kenji Maekawa) 2009-09-29 13:03:00

インターネットを使用したアンケート調査は比較的容易に実施できることもあって、いろんなサイトで様々なアンケートの集計結果が発表されているので、ニュースを読むついでに、これらのアンケート結果が目に入る機会が増えた。

そんなアンケート調査の中で「オフィスで集中を妨げること」の第一位が「隣の人のひとり言」という結果が出ていた。

これはマズイ(冷や汗)。
僕は多分オフィスでひとり言の多いランキングでナンバー1ではないかと思う。
これは周囲の人達に迷惑を掛けているということである!気を付けねばならぬ。

-----僕が良く言ってしまうひとり言ランキング-----

1.    「よっしゃ!」とか「どうだ!」とか
出現場面:作っているプログラムがうまくできたときなど思わず出てしまうのだ。
深層心理:自分のやっていることがうまくできたことを誰かにアピールしたいのか?

2.    「あれ〜おっかしいなぁ〜」とか「なんだよ〜くそ〜」とか「チキショー」とか
出現場面:うまくいかなかったときにはパソコンに向かって文句を言ってしまうのだ。
深層心理:ちょっと難しい問題に対峙しているということをアピールしたいのか?

3.    「ちょっと待ってよ〜」とか「こりゃ難しいぞ〜」とか
出現場面:ここは集中して考えるぞという意思表示のつもりなのだ。
深層心理:今は誰も話しかけないでよという周囲に対する牽制か?

ひとり言なので全然気にしないでね〜と言いたいところだが、やはりどこかで誰かに気にしていて欲しい心理があってひとり言を発してしまうのが本当なのかも知れない。

最近は、社内でもメールやメッセンジャを使用して会話することが多くなった。
相手が席を外していても構わないことや、会話の内容を残せることなどのメリットがあってとても便利なツールなのではあるが、気がつくと隣の人に対してもメールやメッセンジャで会話してたりして。今となっては、何となく直接話しをしたり電話をかけるより気分的に楽であるために、メールやメッセンジャを経由して会話している面もあると思う。
世の中的にも、会社で殆ど誰とも会話をしないで1日の仕事が終わるという人も結構増えたんじゃないかな?

人と直接会話することを面倒臭がる一方で、自分は誰かに気にして欲しいという心理でひとり言を発しているとしたら、ちょっと寂しい問題ですな。

よく言われるように、モノづくりというものは、みんなで同じ価値観や情熱を共有して、心を合わせて取り組むことで良いものが生まれるというのは誰もが認めるところだと思うけど、昔に比べて、会社の帰りに一杯飲みに行くノミュニケーションも少なくなったし、社内でも直接相手の顔を見て会話する機会も減りつつある訳で…これでは、職場環境は殺伐として根本的な価値観や情熱を共有したりすることはできないですよね。たまには議論がぶつかったとしても、結果的に理解を深めたりすることもよくあることだけど、そんなことは相手の顔を見ながらの直接対話でなければなかなかあり得ないと思う。

一般的に現在の職場環境においては、直接相手の顔を見て対話する時間というものは、自分で意識して作らなければ、自然に減ってしまう傾向にあるのが事実だと思う。

「酒は飲んでも飲まれるな」という言葉があるが、オフィスにおいては「ツールは使っても使われるな」

意識して少しでも多くの直接対話の時間を作りだすために、便利なツールを使って作業の効率を上げることを心掛けるべきだよね。

僕自身も意識して気を付けねばならぬことである。
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前川@ドリーム・アーツ

 

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

2件のコメント
  • zz

    私も同感です。面会⇒書信⇒Email⇒SMS⇒チャットツール、便利とリアルタイムになります、no-feelになります。

    2009年10月15日

  • z

    私も同感です。面会⇒書信⇒Email⇒SMS⇒チャットツール、便利とリアルタイムになります、no-feelになります。

    2009年10月15日

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