駅伝に出場することになりました

前川賢治(Kenji Maekawa) 2010-04-15 14:00:00

いきなり出鼻をくじかれてしまった。
4月になってプロ野球が開幕したが、何ということか、我らが広島カープはいきなり7連敗である。野村新監督で期待していただけに残念な結果であるが、まだペナントレースは始まったばかりだ。がんばれカープ!

やはり、僕ら世代の男の子は何といっても野球が好きなのである。多くの場合、野球に接する最初の体験は父親とのキャッチボールであり、キャッチボールが父親とのコミュニケーションの原点でもある。小学生のとき、父親が「よし、次はカーブを投げるぞ!」と言って投げたボールが、本当にググッと曲がってきたときほど、父親のことを尊敬しカッコいいと思ったことはない。
そんな父親との思い出もあってか、男の子は単純にボールを投げあうだけの行為であるキャッチボールをするだけで幸せな気持ちになるものなのだ。これは女の子には理解できないかも知れないが、女の子たちのおままごと遊びが、今ひとつ男の子には理解できないのと同じことであろう。

僕の経験では女の子の遊びに男の子が加わってもろくなことにはならない。
子供の頃、僕の姉貴が活発な女の子であったのに対して、僕は恥ずかしがりやで目立つことが極端に嫌いだったので、近所の子供達と遊ぶときにはいつも姉貴の後ろに隠れていた。
ある日、おままごと遊びを仕切っていた姉貴に、「私はお母さん役をやるから、あんたは犬の役をやりんさい。」と言われ、僕はペットの犬の役を仰せつかった。家の外の首輪に繋がれて、一日中「わんわん」と吼えているだけで、たまに誰かに餌を与えられたり散歩に連れて行ってもらえたりするという、なんとも情けない役であった。見方によっては、いじめか虐待にも見える光景だが、当の本人はよく分からずに、喜んで「わんわん」吼えていたのであるから、男子一生の不覚である。しかし、今考えてみると、姉貴も弟になんとも屈辱的な配役をしたものである。

それはさておき、そんな野球好きの僕ら世代が、今では会社で部下を持つ立場の年代になった訳で、部下を指導する際に、やたら野球を題材にした例え話をしてしまうのは大目に見て頂きたい。
「野球は人生に例えられ、サッカーは恋愛に例えられる」と言われるが、やたらと例え話で人を説得しようとするのは、典型的なオヤジ化現象の一つである。さらにオヤジ化が進行すると、オヤジ達は自分の例え話に自分で酔ってしまう傾向にあるようだ。ところが、例え話を聞かされる若い人達は、野球よりもサッカー世代なので、野球の話に例えられると余計に分かりにくくて、キョトンとしているというのが実情なのだが…。

僕もそんな野球オヤジの一員なので、企業対抗の「野球で人生を語る選手権」があったら会社代表に選ばれるだろうな、などとふざけていたのだが、先日、若い社員が「人生を語る選手権」ではなく、本物の「駅伝大会」に会社で出場するので参加してくださいと言ってきた。

普段全く運動していない僕が駅伝を走るなんて自殺行為である。まさか、本当に僕を駅伝大会に出場させるなどという暴挙に打って出るとは思ってなかったので、「俺は中学で陸上部だったから結構足が速いんだ」などと大ぼらを吹いてしまっていた手前、断るに断れなくなり、結局出場することになった。

そんな訳で、来月の今ごろ僕は足を引きずって痛々しい姿になっていることは間違いないだろう。オソロシイ。

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前川@ドリーム・アーツ

 

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

1件のコメント
  • 前川さんのブログ、ひさしぶりに拝見させていただきました
    カープは最近逆転、サヨナラの連続で絶好調ですよ!

    駅伝がんばってください
    故郷のお隣山口県で、5月2,3,4日で「萩往還」というマラソンのようなものがあります。
    自分も4年連続で出場します(そんな段じゃないんですが・・・)

    足は半月はビッコ確実です

    くれぐれもお気を付けください

    2010年04月19日

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