期待値

前川賢治(Kenji Maekawa) 2012-12-19 09:30:00


ついこの間まで夏だったような気がするのに、あっという間にもう年末になってしまった。今年は選挙もあったせいか、いつもより慌ただしく感じる師走である。


この時期になると、僕のかみさんはどうもそわそわして、毎日何かを言いたそうにしているのである。勿論、僕も何が言いたいのかは分かっているのだが、わざと関係ない話をして知らないふりをしているのだ。


何のことはない、かみさんはクリスマスのプレゼントを期待しているのである。しかし、その表現方法は笑えるぐらい極めて遠まわしである。まず、家事を毎日頑張っていることをアピールした上で、使いやすいバッグを持っていないだの、友達が持っていたバッグがかわいいだの。さらに、わざと見えるようにネットでバッグを調べてみたり…要するにバッグを買って欲しいらしいのである。


そもそもお金の出所は同じ訳で、本当に欲しいものがあるなら自分で買えばいいと思うし、第一、なぜに何個もバッグが必要なのか全く意味が分からない。僕としてはもう少し適当なところでお茶を濁したいところなのだが、12月になった途端に家にクリスマスツリーを飾って、毎日遠まわしな表現を駆使している姿をみると、その期待値を裏切るのはさすがに心苦しく、結局はブランドの店に連れていかれることになるのである。しかし、バッグは予算オーバーなんだけどなぁ…



クリスマスのプレゼントとは違って、仕事の上ではいつも期待通りの結果を出すことはとても難しく、今年も振り返ってみると反省すべきことも多い訳で、来年はもっと進化して、少しでもお客さんの期待を裏切らないような仕事をしなければと思います。


しかし、実際は来年の話をしている場合ではなく、僕も年内に終わらせなければならない仕事がたくさんあって、今、ちょっと頑張りどころなのです。既に来年の仕事も入ってきているので、今月中に一旦身を綺麗にしておきたいところです。


というのも、お客さんが僕たちに期待をして頂けるのと同じように、仕事を受ける立場の僕たちも、新しいお客さんや新しい仕事が始まるのが楽しみであり、新しい仕事が始まることに対する期待が膨らんでくるもので、できるだけ早く次の仕事がやれるようにしておきたいと思うのです。


実際にプロジェクトが始まると、きっと色んな問題が発生して大変なことも多いのだけど、毎度、新しい人や仕事との出会いに期待値は上がるものです。仕事をしていて最も楽しいのは、やはり新しい出会いなのかも知れません。


その意味では、いつも自分の仕事が一杯であることや、リソースが足りないことを原因にできない理由を考えるタイプの人や、自分の仕事の範囲を限定するタイプの人は、新しい出会いの機会を失っている訳で、きっと仕事をしていても楽しくないでしょう。


このようなタイプの人は、自分が新しい仕事を担当させられることを損だと思うのかもしれないけど、実際には逆ですよね。仕事が苦役な労働で、辛く苦しいだけのものだとしたら人生はちょっと悲しいですが、毎度新しい仕事が少なからず楽しみに思えるということは、自分の携わる仕事が増えることは辛く苦しいことではないということです。



そんな訳で、今年中にやっておきたいことが山積みなので、ブログを書くのはこのくらいにして仕事に戻ることにします。


また来年、新しい出会いに巡り合えることを期待しつつ、今年も一年ありがとうございました。 >> ALL


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前川@ドリーム・アーツ

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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