チームのバランスはとてもデリケートなのだ

前川賢治(Kenji Maekawa) 2014-06-25 13:30:00

まったくオーマイガー!である。

先月のブログを書いた時点では、我が広島カープの選手たちはみんな自信に満ち溢れていた。この調子なら十分優勝もあり得ると本当に思っていたのだが、その後セ・パ交流戦に入ってからのカープは何としたことか。いくら何でも9連敗とはやりすぎである。

日本中がワールドカップに集中している間に、こっそりと首位固めを狙おうとした僕の目論見は完全に外れてしまったではないか。しかも、結局サッカーでも日本は結果を出せなかったし…。やはり、良い予感というのは滅多に当たることがないことだけは証明された。

この結果は何かの原因でチームのバランスが崩れた結果であると思われるが、たとえ原因そのものはちょっとしたことであっても、チームがバランスを崩した結果の落差は猛烈に大きい。これがチームスポーツの難しさである。

例えば、メンバーの一人が体調を崩したり、何らかの不安を抱えていたり、相手との間合いが変化したりすることが原因で、いつの間にかチーム全体が大きくバランスを崩して総崩れを起こしてしまうようなこともあるだろう。何とかしようとして、いつもと違うやり方で対応しようとすればするほど泥沼にはまるような… 勝負というものは、結局のところ結果だけが答えなのだろうが、それにしても今回のザックの采配にも疑問は残るなぁ。

しかし、カープの連敗については落ち着いて冷静に考えてみよう。確かに前田健太の離脱など、戦力的な問題はあったものの、それにしてもプロ同士の試合で9連敗することなど普通ではあり得ない。つまり、これは純粋な戦力の差による連敗ではなく、負けが偶然に9回続いただけなのである。短期決戦のワールドカップとは違って、まだまだ追いつける範囲のゲーム差内に位置しているのだから、昨年後半から芽生え始めた自分達に対する自信の源泉を再確認しながらどんどん攻めていって欲しいものである。

今年の年初にテレビで日本体育大学の「集団行動」のドキュメント番組を見た。「集団行動」というものが完成するまでの涙あり感動ありのドラマを紹介するドキュメント番組だったのだが、この「集団行動」というのは、ある意味では究極のチームスポーツかも知れない。

一人の心の乱れがチーム全体のバランスを崩してしまうこともある一方、みんなの心が一つになった結果は、もはやアートの世界である。

基本的に「集団行動」に参加する人達は、自分があのアートな世界を作り出す一員となりたいと思って参加した人達だし、体力にも自信がある極めてモチベーションの高いメンバーであると思うが、それにしても、あのチームができあがるまでには、一人一人に様々な心の葛藤があるだろうし、メンバー内での確執もあるだろうことは想像に難くない。

その「集団行動」の総監督である清原先生が、来月7月23日に僕たちの会社で開催する招待制のイベントで特別講演をして頂けることになりました。

お正月になんとなくテレビを見ていた時には予想も付かない展開ですが、あの「集団行動」で、みんなの心が一つになって結果を出せたときの高揚感や、そこに至るまでの一人一人の心の動き、そして、うまく結果が出せないときにどのようにチームを導いていくのか、チームのモチベーションをどのように高めるのかなど、直接聞いてみたいことは沢山ありますが、いずれにしても、この講演でどのような話を聞けるのか非常に楽しみです。

開催後は、ドリーム・アーツのホームページにて開催の様子をご報告する予定です。日々お忙しいとは思いますが「現場力の遠藤先生 × 集団行動の清原監督」というマッチアップは大変興味深いコンテンツだと思いますので、是非ご覧頂ければと思います。

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前川@ドリーム・アーツ

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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