新人研修〜沖縄NAHAマラソン

前川賢治(Kenji Maekawa) 2015-12-10 11:00:00

今年も気がついたら既に12月か…
少し時間が空きましたが、先月は昨年に続いて二回目となる「全国高等専門学校プログラムコンテスト」の審査員として長野に行ってきました。
今年もレベルの高い発表作品がいくつかあり、その完成度に驚きました。

昨年、初めて参加して作品の発表や生徒の様子を見て、これは高専生を採用したいと思い、積極的に採用活動をしてみた結果、来年は13名の高専生が四月から我が社に入社することになりました。

さらに大学や大学院を卒業する内定者を含めると、来年の四月には総勢二十数名の新入社員が入社してくることになります。これは、僕らの会社にとっては、これまでにない新入社員の多さです。

期待と不安を胸に入社してくる若者達に、どのような教育をして立派な社会人に育てるかを組織として本格的に取り組まなければならない状況となった訳です。
なにしろ高専を卒業した二十歳の若者はさすがに子供に見える部分もあり(実際にほとんどの内定者のご両親は僕より年下である)、会社として彼らをしっかり育てなければならないという責任を感じています。

四月に入社してくる若者達が会社や社会に失望したり、心が折れてしまうことがないよう、社会人の先輩である我々がどのように新入社員をケアしているか、僕たちの会社としての取り組みを紹介してみようと思います。


  •  DA Values 合宿

僕らの会社には共通の価値基準であり会社の哲学みたいな “DA Values”というものがあります。新入社員は入社した直後、まず”DA Values”についてじっくり議論する泊まり込み合宿に参加することになります。
社会人となった最初に、僕らの会社がお客さんに対してどういう思いで仕事をしているかというような基本的な価値観をしっかり共有することはとても大事だと思っています。何故なら、この共通の価値観が各自の行動の判断基準となり、特にトラブル時を含めていざとなった場合には、この価値観(会社の人格)が顕著に表れるものだからです。
泊まり込み合宿にすることで、新入社員が社長以下、会社の幹部と濃密な時間を過ごすことで、我々の価値観や人間性を感じてもらえるのではないかと思っています。

  •  読書感想文

新入社員は入社して半年間、毎月4冊の課題図書を読んで読書感想文を提出することが義務付けられます。課題図書は特に専門的な技術書ではなく、小説なども含めてあらゆる分野の書籍からピックアップされています。
我々は単なる作業員として人を採用している訳ではありません。読書を通じて社会人として人間としての感受性を養ってもらいたいし、自分の感じたことをうまく文書で表現するというスキルも将来必ず役に立つときが来ると思っています。なにしろ、家に帰ってゲームで無益な時間を費やすのではなく、読書を通じて人間としての幅を広げてもらいたいと思っています。

  • 20:00ルール

僕たちの会社では入社して3年目まで、どんなに業務が忙しくても、20:00以降は絶対に会社に残ってはいけないというルールがあります。
彼らの社会人としての生活は今後50年近く続きますので、若い時にただ目の前の作業をこなすことを覚えるのではなく、時間をかけて体系的な勉強をしたり、仕事以外の人生経験を積むための時間が必要です。
新入社員たちには、自分達が成長するための時間を先輩社員が確保してくれているということに感謝し、その時間を有効に使ってもらいたいです。

  • 一日一問

すべての新社員は職種に関わらず、一年目に基本情報処理技術者の試験にパスすることが義務付けられています。これは、この業界で仕事をする上で常識として知っておかなければならない知識を身に着けるということもありますが、我々は将来に渡って勉強を継続していかなければならない宿命にあるので、社会人になった最初に明確な結果が出る試験を受けることで、勉強する習慣とその結果に対する自信を付けて欲しいという思いからです。
我々の会社では、社内のシステムにログインする際に、基本情報処理試験の過去問題に解答しなければログインできない仕組みになっています。強制的に過去問題を毎日一年間やり続けた積み上げは、かなり受験対策に有効だと思います。

  •  東京浪漫ウォーク

特に高専は学校が驚くほど辺鄙な田舎にある場合が多いので、新入社員は全国の田舎者が東京に集まって来たようなものです。とにかく東京での一人暮らしに慣れるのが社会人生活の第一歩でしょう。また、海外から来日したメンバーは、日本の文化や生活にも慣れてもらわなくてはなりません。
折角、それぞれが色んな思いを持って花の都「東京」に上京してきたのだから、大都会の雰囲気も含めて東京を楽しんでもらうために、東京の名所を徒歩で歩いて回る「東京浪漫ウォーク」をいう企画を行っています。

  •  若手社員がメンターを指名

入社5年目までの社員一人一人に業務上の上司ではない先輩社員がメンターとして付いて様々なケアをする制度があります。メンターには若手社員本人が誰でも先輩社員を指名することができます。人気のない先輩社員はきっと普段から難しい顔しかしていないのでしょうね。
業務上のことだけに留まらず、新入社員が悩んだり迷ったりしていることがないか、メンターが一人一人と対話し、人生の先輩として自分の経験を語ったりアドバイスするようにしています。

  • プログラム・クラブ

技術職については、仕事をやり遂げる粘り強さや責任感は社会人として勿論大事なことですが、それよりも先に何かを作って動かす楽しさを知って欲しいです。何事も「好きこそものの上手なれ」だと思います。
仕事には関係なく自分でプログラムを作ってみて発表する「プログラム・クラブ」を隔週で開催しています。ここで新入社員にプログラムを教えたりアドバイスを行うのは、一応、我が社が誇るトップ・エンジニア達です。

  • 那覇マラソン

入社一年目の社員は沖縄のNAHAマラソンに皆で出場しています。これは別に根性を叩き込むためではありません。
人生の中で同期と呼べるのは最初に入った会社の同期だけです。僕自身も最初に会社に入社して30年以上経過しますが、やはり同期入社というのはどこか特別な関係性があります。いまだに同期会もありますが、やはり同じ釜の飯を食った仲間というか、お互いに助け合いながら切磋琢磨する同期の仲間は大事にしてもらいたいと思っています。
日本各地または海外から入社した同期のメンバーが共に沖縄マラソンに参加することで、お互いに気心の知れた仲間になってくれることを期待しています。

そして、その新人社員研修の一環でもある沖縄NAHAマラソンがいよいよ明日12月6日に開催されます。それで僕も沖縄に向かう飛行機の中でこのブログを書いているという訳です。
果たして今年のマラソンの結果はいかに...
恐ろしく目立つお揃いのユニフォームまで作ったのは良いが、そんなに目立つ格好で次々とリタイヤして後続のバスに拾われていく姿は何とも格好悪いぞ。
頑張れ!新入社員たち!


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前川@ドリーム・アーツ

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

2件のコメント
  • Ryan

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