オープンソースを支えるコミュニティ活動(イベント編)

宗近龍一郎(Ryuichiro Munechika) 2007-09-05 12:43:04

前回もアナウンスした「OSS貢献者賞」だが、締め切りの日付が9/10に迫っている。

http://www.ipa.go.jp/software/open/ossc/2007/contribute/ossaward2007.html

若い技術者たちに希望を与えるためにも、周りに該当の方がいらっしゃれば是非推薦していただきたい。

さて、日本のオープンソースの活動は各種イベントが一般の人にも自分たちの活動を知ってもらうためのトリガとなっている。

ここ数年の間は若干下火の時期もあったが、現在はイベント企画企業や、有志の手によるイベントも多く開催されている。

■オープンソースカンファレンス(http://www.ospn.jp/)

オープンソースカンファレンスはオープンソースカンファレンス実行委員会が中心となり開催しているイベントで、運営を株式会社びぎねっとが行っている。

東京を中心に春と秋に年2回、その他地方を回って年間5〜6回開催している。

企業の手に寄らないオープンソース関連のイベントとしては最大のものであり、毎回多くのユーザ会やハードウェアベンダー等の企業も出展している。

オープンソースカンファレンスでは、展示の他、多くの時間を講演に割いており、新しい話題を提供してくれている。

■Linux World

Linux World Expoは1999年に始まった老舗のイベントである。またオープンソースのイベントとしては企業の出展は幾分か減ったものの、依然日本最大のオープンソースイベントである。

Linux World ExpoはアメリカのLinux World Expoを手本としており、コミュニティ向けの展示ブースとして.orgブースを企業の協賛により設置している。

.orgブースも毎年多くのユーザ団体を集め、貴重な発表の場となっており、毎年多くの観客を集めている。

■PostgreSQLカンファレンス(http://www.postgresql.jp/events)

2006年から日本PostgreSQLユーザ会(現在NPO)が開催しているイベント。一ユーザ会が単独で行い、かつ有料のセミナーであるに関わらず多くの観客を集めるセミナーである。

このカンファレンスでは、企業によるPostgreSQLの活用事例であるとか、趣味だけでなく仕事にも使える有益な情報を集めることができるので、参加費用に見合う内容が聞けるイベントである。

■MySQLユーザーカンファレンス(http://www.mysql-ucj2007.jp/)

2007年9月MySQL株式会社は、今まで海外でのみ開催していたMySQLユーザーカンファレンスを始めて日本で開催する。

内容としては、海外で開催されているMySQLユーザーカンファレンスと同様で、MySQLをチューニングするTIPSであるとか企業での活用事例など有益な情報が聞けるイベントとなる。

MySQLは近年日本でも大規模サイトに採用されるケースが増えてきており、その運用ノウハウも聞ける機会なのでMySQLを利用するエンジニアは是非参加されてはいかがだろう。

■関西オープンソース(http://k-of.jp/)

2002年から全くの有志により開催されているイベントであり、今年で6年目を迎える。

関西ではあまり多くのイベントが開催される機会がなく、何かイベントを開催したいという機運があちこちでたかまり、有志が運営の全てを自らの手でまかなうことで少ない費用で運営を始めたイベントである。

筆者も初回から実行委員を務めている。

企業の参加も多く、関西のオープンソースのユーザは見逃せないイベントになっている。

これらのイベントはWindows関連のイベントのようにあまり大規模なものはないが、情報量はかなり多く、開発者等とも交流ができる機会であるので興味のある方は是非参加していただきたい。

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

SpecialPR