その40:ジェスチャー3 〜ジェスチャー作成方法 2〜

大槻透世二(Toyoji Ohtsuki) 2008-05-15 11:55:01

前回は、「ジェスチャー」をひととおり作ってみた。

アバターに「バイバーイ」と言わせて手を振るようにした。

しかし、そこでの注意点が「待機ステップ(Wait)」だ。

これは少しわかりにくいので、今回詳しく説明することにしよう。

※以前の「Second Life新世界的ものづくりのススメ 」

その1〜37は下記URにて楽しめます。

こちらもどうぞご覧ください!

http://japan.zdnet.com/sp/feature/07sp0040/

1.“ジェスチャー”例1:手を振る

さて、前回、「ジェスチャー」で手を振って「ばいばーい」と言わせるジェスチャーを作成した。

下図がそれになる。

sl_40_01.jpg

上記の赤枠のように通常は、上から順番に再生される。

しかし、実は、黄色枠の通り、「待機ステップ」が設定されていないと、

すべてが同時に行われてしまう。

2.“ジェスチャー”例2:お辞儀をしてから手を振る

それでは、ここで一歩進めて、次のようなジェスチャーを作ってみよう。それは・・・「お辞儀をしてから手を振る」というものだ。

下図を見て欲しい

sl_40_02.jpg

・黄色枠・・「Bow(お辞儀をする)」アニメーションを追加した。

・赤枠・・・・「Wait(待機ステップ)」を追加し、前のアニメーション(ここでは“お辞儀アニメーション”) が終わるまで待つように設定。

 

それぞれ、黄色枠、赤枠を見てみると、この全体アニメーションは、下記の通りとなる。

1)お辞儀をする

2)(お辞儀アニメーションが終わってから・・・)

3)“ヘイ!”と声を出す、手を振り、「ばいばーい」とチャット表示される

これが、「待機ステップ」がない場合だとどうなるだろうか・・・

『お辞儀をしながら、手を振り、さらに、“ヘイ”と声を出しつつ、「ばいばーい」と表示される。』

このように、すべてが同時に実行されるのだ。

なにやら訳がわからなくなってしまう。

この「待機ステップは」アニメーションの順序、チャットテキストの順序など、順序を正確に決めるものだが、アニメーションとテキストチャットのタイミングを合わせることもできるようになる。

3.“ジェスチャー”例3:ダンス途中に「くるくる〜」と言ってから手を振る

それでは、さらに、進化させて・・・

今度は、くるくるダンスを踊っている途中、

1回目は「くるくる〜」と言いながら周り、

2回目は「もっと〜」とと言いながら周り、

それが終わってから、さきほどと同じように、

『ヘイと声を出しながら、「ばいばーい」と手を振る』

ジェスチャーが再生されるようなアニメーションを作ってみよう。

※この“くるくるダンス”アニメーション「Dance 2」は

ジェスチャー設定画面でアニメーションを選択する際に出てくるはずだ。

実際のアニメーションは、画面右下の「持ち物」-「Library」-「Gestures」-「Common Gestures」の中にある。

sl_40_03.jpg

さて以下が設定例だ。

sl_40_04.jpg

上図のように、「待機ステップ(Wait)」を3回ほど設定しよう。

概要は以下のようになる。

1)「Start Animation:Dance 2」:

2)「― Wait:0.2 seconds」

3)「Chat:くるくる〜」

4)「― Wait:2.0 seconds」

5)「Chat:もっと〜」

6)「― Wait:until animations are done」

<解説>

1) Dance 2 アニメーションを再生して、

2) 0.2秒後に

3) 「くるくる〜」とチャットテキスト表示をして、

4) さらにその2秒後に、

5) 「もっと〜」とチャットテキスト表示をして、

6) アニメーションが終わるまで待つ。

そして次に、

『ヘイと声を出しながら、「ばいばーい」と手を振る』

ジェスチャーが再生される。

sl_40_05.jpg

図で表すと上手のようになる。

ちょっと混乱しやすいので気をつけよう。

全体としての「Dance 2」アニメーションは、約4秒ぐらいだが、

その1秒後に「くるくる〜」と言って、その2秒後に「もっと〜」と言うことになる。そして、全体としての「Dnce 2」アニメーションは、2回ほど横にくるくるまわって、それに併せて台詞を挿入しているようになる。

さて、今回は、ジェスチャーを作るときの注意点「待機ステップ」について3つの例をあげながら解説した。これだけ練習をすれば、もう大丈夫!

ここは実際に筆者が行ったセミナーでも、何回か質問が出てきた部分だ。プログラミングの考え方を元に、簡単にジェスチャーを設定できるようにしたものだが、慣れていない人は戸惑ってしまう。

実際にセカンドライフへINしてやってみよう。

簡単にいろんなものが作れそうな気がしてくるぞ。

それは次回は、ジェスチャー仕上げとして、

実際にジェスチャーを再生、設定するきに必須の「アクティブ」設定について説明しよう。

それでは、次回もお楽しみに。

※以前の「Second Life新世界的ものづくりのススメ 」

その1〜37は下記URにて楽しめます。

こちらもどうぞご覧ください!

http://japan.zdnet.com/sp/feature/07sp0040/

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