前回は、「ジェスチャー」を3例作ってみた。
1.手を振る
2.お辞儀をしてから、手を振る
3.ダンス途中に「くるくる〜」と言ってから、手を振る
など、少しずつ複雑になっていったが、
これで、自作ジェスチャーを作るときの4つの要素
1.アニメーション、
2.サウンド、
3.待機、
4.チャットテキスト
を組み合わせる方法がわかったと思う。
さて、今回は苦労して作ったジェスチャーを実際に有効にする方法を解説しよう。
※以前の「Second Life新世界的ものづくりのススメ 」
その1〜37は下記URにて楽しめます。
こちらもどうぞご覧ください!
http://japan.zdnet.com/sp/feature/07sp0040/
1.“ジェスチャー”の2つの再生方法
ジェスチャーを有効にする前に、
現在、どんなジェスチャーが使えるのかをちょっと見てみよう。
まず、通常再生する際には、以下の手順を踏むことになる。
1.チャットボタンを押して、
2.ジェスチャーボックスを出して、
3.出てきたリストから目的のジェスチャーをクリックして再生
しかし、ちょっと上級になると「トリガー」や「ショートカットキー」を使うようになる。上図で”黄色枠”の部分だ。(ここでのトリガーは「/hey 777」と定義されている)
つまり下図のように入力する。
このチャットボックスにあらかじめ定められた「トリガー」を入力してENTERを押すと該当するジェスチャーが再生される。
※この場合のトリガーは「/hey 777」となっており、「/(スラッシュ)が使われているが、」 通常のチャットと区別するためであり、別の記号でもOKだ。
2.ジェスチャーを有効にする
それでは実際にジェスチャーを有効にする方法を解説しよう。
「実はジェスチャーは有効にしないと使えない。。。」
下図でのステップでは、3ステップでジェスチャーが使えるが、
1.トリガーを「/hey 777」に設定
2.「アクティブ」チェックボックスをONにする
3.ジェスチャーリストから選択する
ステップ2では「アクティブ」にする作業が入っている。
ジェスチャーをアクティブにする方法は、下図のように、「インベントリー」から、直接右クリックで選択する方法もある。
とにかく、ジェスチャーは持っているだけでは使えないし、
持っているだけで全部リストに出てこられても、たくさんありすぎてめんどくさくなってしまう。だから、自分が選んで「これは使うぞ!」と思ったものだけを有効(アクティブ)にしてあとは「非アクティブ」にしておこう。
3.有効なジェスチャーを探す
ジェスチャーの再生方法、そして、それを有効にする方法を学んだ。
ここからはちょっと上級になるが、こんな場合を想定してみよう。
「これら、ちょっとミーティングに行くんだけど、いつものジェスチャーよりも、たくさん使うかもしれない。ちょっとジェスチャーを整理しよう。」
「でも、どんなジェスチャーを今使ってたっけ・・・?
それがわからないと、ショートカットキーが重複しているかもしれない
し、 何を使ってるんだっけなぁ。。。」
こんな場合、以下のような方法を使おう。
つまり、「持ち物(インベントリー)」の検索ボックスに「active」と打ち込んでみよう。すると、下図のように有効なジェスチャーのみが一覧で出現する。
これは、有効にしたジェスチャーはアイテム名の最後に(active)と付加されるのを利用した方法だ。
なんとも見事に一覧で出てくるので、是非、利用して欲しい。
4.ジェスチャーをすべて探す
それではこんな場合はどうすればいいだろうか。
「有効なジェスチャーだけでなく、すべてのジェスチャーを探したい。。。」
これは少しおまけになるが、応用範囲の広い方法なので、記載しておこう。
1.持ち物(インベントリー)ボックスを開き、「ファイル」メニューを開く。
2.「フィルタを表示」をクリックし、
3.出てきたフィルターウィンドウでジェスチャーのチェックボックスのみに印をつける
すると、ジェスチャーアイテムのみが持ち物ボックスに表示される。
これは、ジェスチャー以外でも、例えば、「あのスクリプトどこにあったかなぁ。。。」という場合にも、スクリプトを一覧を表示させたり、以前に作成した「ランドマーク」を表示して、もう一度あそこに行きたい、といったことも可能になる。いろいろ応用できるので、是非、「名前を忘れて、あれが見つからない!」というときには使ってみよう。
次回は、いよいよ、アニメーションを別ソフトで作ってみよう。
すでに持っているライブラリーファイルで、目的のジェスチャーや、アニメーションがない場合には、自分で作ることになる。「作るのは難しそう。。。」と思っている人も、実はそんなに難しくない。簡単な静止型アニメーションなら、少しやれば、5分〜10分で出来るようになる
それでは、次回もお楽しみに。
※以前の「Second Life新世界的ものづくりのススメ 」
その1〜37は下記URにて楽しめます。
こちらもどうぞご覧ください!
http://japan.zdnet.com/sp/feature/07sp0040/
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