その42:アニメーション1 ~Qavimator で作成~

大槻透世二(Toyoji Ohtsuki) 2008-09-12 18:30:13

前回は、「ジェスチャー」を実際に有効にする方法を学んだ。

「ジェスチャーは作っただけでは機能しない。」

そう、有効(アクティブ)にしないと使えないのだ!

意外な盲点だが、これは覚えておいて欲しい。。

さて、今回はいよいよ自分でジェスチャーを作る方法を解説しよう。

※以前の「Second Life新世界的ものづくりのススメ 」

その1~37は下記URにて楽しめます。

こちらもどうぞご覧ください!

http://japan.zdnet.com/sp/feature/07sp0040/

1.フリーソフト「Qavimator」をDL&インストール

まず最初に、セカンドライフ専用のフリーの「」アニメーション作成ソフト「Qavimator」を紹介しよう。こちらは残念ながら現時点(2008年9月)ではまだ日本語化されていないが、セカンドライフ内でのアニメーション作成ソフトといえば、コレ。

もっとお金がある人はアニメーション作成ソフト「Poser」を使えば良いが、気軽にアニメーション作成を始めるなら、これから始めればいいだろう。機能も限定されていて、すぐに習得できるので、初心者には使いやすいだろう。余裕のある人はアニメーション作成ソフト「Poser」(16000円:2008年9月時点)を買えばさらに簡単に作成できる。

・Qavimator(http://www.qavimator.org/)

こちらを開き、下の方にある下図の「Download Avimator forWindows」をクリック、ダウンロード、そしてインストールをしよう。

すると下図画面が出てくるので、そちらを順序立てて解説しよう。

sl_42_01.png

2.「Qavimator」:概要

まず、画面は以下のように4つに分かれている。

sl_42_02.png

1は、ファイルの保存やオプション設定などをつかさどる。

2は、視点を変更しながら、動かしたいパーツを画面上で直接指定して動かす。

3は、タイムラインを表示して、例えば「1秒後の右手と左足が動き、3秒後に左足が曲がっている」というような、それぞれの体のパーツがどのタイミングで変化が生じるか、が表示される。身近な例ではフラッシュ作成ソフトや動画編集ソフトでも、時間を軸で表す。

4は、体の各パーツの動きをマウスで変更するのではなく、バーを使って数値で変更する。

それでは早速、簡単なアニメーションを作成してみよう。

3.簡易アニメーション「どどん波」を作成

それでは、最初に簡易アニメーションとして最適な「どどん波」を作ろう。これはアニメ、ドラゴンボールでおなじみの亀仙人の兄弟弟子である鶴仙人の技である。(参考:Wikipedia「ドラゴンボールの技一覧」)

ドラゴンボールを知らない人にご説明すると、この「どどん波」という技は「気合いを込めて右手人差し指を前に出す。」というものである。

※しかし今回のアニメーションでは指までは操作できないので、右手を出す、ということになる。

ちなみによく、いす座るときやプールなどの中に、丸い「ポーズボール」が浮かんでいるときがあるが、その中には静止アニメーション(約2フレームほど)が入っており、今回作成するアニメーション作成方法をマスターすれば、簡単にできるようになる。

a) 設計図を作る

さて、アニメーションを作成するときに大事なステップは、

1.アニメーションの“長さをイメージ”する

2.アニメーションの“中心ポーズを切り分ける“

の二つだ。

これが出来れば全体の設計図が出来た。

後はこれに沿って、作っていけばいい。

今回の「どどん波」に当てはめればこうだ。

1.長さ ・・・ 1秒ほど

2.中心ポーズ・・・「体で踏ん張って、右手を前に出す」ポーズ

それではこれに従って、アニメーションを作成してみよう。

b) 操作方法

1.長さ・・・1秒ほど

長さ1秒ほどのアニメーションを作るにはどうすればいいか。

さきほどの画面構成の「3.タイムライン表示」画面の下図右下部分を見てみよう。

sl_42_03.png

この「FPS 30」となっているが、これは「Flame per second」の略で訳すと「1秒あたりのフレーム数」となる。

このフレームというのは、通常、アニメ-ションや動画、等で使う用語で、例えば、通常アニメは24fps あたりだが、24枚の絵をパラパラアニメーションとして再生すると、テレビで見ているようななめらかな動画として再生される。

今回は1秒のアニメーションなので「FPS 30」、その左の「Frame 3 of 30 」でOKだ。この「Frame 3 of 30 」の意味は、「30フレームある中の、3フレーム目ですよ」という意味だ。上図のタイムラインの中で“赤の縦棒”は左から数えてちょうど3フレーム目にある。

4.「Qavimator」:保存方法

さて、次に、2.「アニメーションの“中心ポーズを切り分ける“」に移るところだが、それは次回にしよう。

そしてこのファイルの保存方法を解説するとしよう。

sl_42_04.png

上図のように、

1.メニューから、「File」→「Save As…」を選択

2.ファイル名に拡張子(”avm” or “bvh”を追加)

の手順で進んでいこう。

この2「ファイル名に拡張子」をつけないと保存できないので、注意しよう。また、ここでは、”avm”がアビメーターファイルとなり、本ソフトのファイル形式となるが、アニメーションとしてセカンドライフにアップロードするときには、もう一つの”bvh”ファイルとして保存してからアップロードするようにしよう。

次回は、2.「アニメーションの“中心ポーズを切り分ける“」に移ろう。

そして実際に、簡易アニメーションを作成しながら、操作方法も解説する予定だ。

それでは、次回もお楽しみに。

※以前の「Second Life新世界的ものづくりのススメ 」

その1~37は下記URにて楽しめます。

こちらもどうぞご覧ください!

http://japan.zdnet.com/sp/feature/07sp0040/

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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