その44:アニメーション3 ~Qavimator で応用2~

大槻透世二(Toyoji Ohtsuki) 2009-02-16 19:56:29

 


前回は、Qavimator 「どどん波」アニメーションを一から作成し、保存した。今回は、「かめはめ波」というキーポーズが二つのアニメーションを作成しながら、解説していこう。


少し復習だが、アニメーションを作成するときに大事なステップは・・・、

 

1. アニメーションの“長さをイメージ”する
2.  アニメーションの“中心ポーズを切り分ける“

の二つだった。

 


それでは「かめはめ波」を作成していこう。

 


※以前の「Second Life新世界的ものづくりのススメ 」

その137は下記URにて楽しめます。

こちらもどうぞご覧ください!

http://japan.zdnet.com/sp/feature/07sp0040/

 

5.簡易アニメーション「かめはめ波」作成


a)    設計図を作る


1.アニメーションの長さをイメージし、

2.アニメーションの中心ポーズを切り分ける。

この二つがアニメーション作成のコツだ。


今回の「かめはめ波」に当てはめればこうだ。


1.長さ ・・・ 5秒ほど

2.中心ポーズ・・・

1)「体の後方で手を合わせ“気”をためる」ポーズ

2)「合わせた手を前につきだし“気”を放出する」ポーズ

 


ここでは例えば、実際に声に出して長さを測ってみればいい。

「か~め~は~め~波―――!」を測ってみるとだいたい5秒。

これで全体の長さは5秒と決まった。


次は「中心ポーズを切り分ける」ことだ。

このかめはめ波には大きく分けて2つの中心ポーズがある。

 


とその前に、この中心ポーズは専門用語で“キーフレーム”という。

フレームというのは慣れない言葉だが、例えばパラパラ漫画は1つの絵をパラパラして動くアニメーションに見せているのだが、このアニメーション作成ソフトでは、1つの絵をいちいち作る必要がない。

 


キーとなる絵を作れば、その絵の間のアニメーーションはソフトで自動的に作ってくれるからだ。便利なソフトがあるモノだ。
そのキーとなる絵、キーとなるコマ(フレーム)を“キーフレーム”と言う。


話を戻そう。


この「かめはめ波」のキーフレームは以下の2

 1)「体の後方で手を合わせ“気”をためる」ポーズ
 2)「合わせた手を前につきだし“気”を放出する」ポーズ

この2つのキーフレームを5秒の間のどこに配置するか、それを考えればいい。

 


すると、これも「か~め~は~め~波―――!」と口に出してみるとわかりやすいが、「め~」のところで


1)「体の後方で手を合わせ“気”をためる」ポーズ

をして、「波―――!」のところで、

   2)「合わせた手を前につきだし“気”を放出する」ポーズ

をしている。

 


つまり、

1)3秒後:「体の後方で手を合わせ“気”をためる」ポーズ

2)5秒後:「合わせた手を前につきだし“気”を放出する」ポーズ

 


となった。

あとはこの2つのポーズをそれぞれ3秒後、5秒後に作るだけだ。

b)操作方法

さて、それでは、具体的にポーズを作ろう。

まず5秒間のアニメーションを作るので以下のようにしよう。


Qavimator 画面右下部分)

 


画面の見方など忘れてしまった場合には、こちらで復習しよう。

その43:アニメーション2 ~Qavimator で応用~

 


「FPS(30)」なので、これは1秒間に30フレーム進むことを示す。

さらに、「Frame」を150に設定しよう。

1秒間に30フレームならば、

5秒間では150フレーム進むからだ。

 

 


1).3秒後:「体の後方で手を合わせ“気”をためる」ポーズ

3秒後にこのポーズをするので、つまみを3秒後にあたる90の部分まで持って行って、、、ここで体の各パーツをいじって、こんな格好を作ろう。




各パーツのいじり方は長くなるので

その43:アニメーション2 ~Qavimator で応用~」を参考にして欲しい。



2).5秒後:「合わせた手を前につきだし“気”を放出する」ポーズ


さらに、同じ要領でポーズを作ろう。

5秒後のポーズなので、フレームのつまみを5秒後に持ってきて、、、

こんなポーズを作る。


 

各パーツのいじり方は長くなるので
その43:アニメーション2 ~Qavimator で応用~」を参考にして欲しい。


 

 

これで2つめのキーフレームも完成した。

全体を見ると以下のようになる。

90フレーム目」と「150フレーム目」のキーフレームをそれぞれ作成し、あとは再生すると「か~め~は~め~波―――!」のようになる。


これに以前学習した「ジェスチャー」で音声も「付け加えると、本当の「かめはめ波」になる。


しかし、、、

 

再生してみたところ、「90フレーム目」と「150フレーム目」のポーズには60フレーム(2秒)も必要ないことが分かった。

 


「め~」(90フレーム目)から

「波―――!」までは0.5秒くらいでいいので、115フレーム目ほどでよい。

 


となると、現在「波―――!」のポーズは150フレーム目にあるので、それを115フレーム目まで移動させよう。


さて、以上で「かめはめ波」の完成だ。

 

保存方法は前回を参考にして欲しい。
その43:アニメーション2 ~Qavimator で応用~

 

「どどん波」では1つのキーフレーム、
「かめはめ波」では2つのキーフレームを作る。

 


そのときには、全体の秒数を決めて、何秒あたりにそのキーフレームが来るかどうかをみながら、作っていく。失敗しても、後でキーフレームは移動できるので心配はない。

 

さて、長らく読んでいただいた
Second Life 新世界的ものづくりのススメ
ですが、今回でひとまず休載となりました。

 

 


長年、読んでいいただきまして、ありがとうございました。

 


この連載の再開はまだはわかりませんが、

ご要望が多ければ、(きっと?)また再開するかも知れません。

その場合にはこちら↓でお知らせいたします。

 


サイバーアドベンチャー株式会社 HP(http://www.cyber-adventure.com/

 


また、時々、セカンドライフ内を歩いている場合もありますので、

その場合には「読んでましたよ!」と行っていただければ、凄く喜びます。

※IM 「Jin spear」まで

それでは、またセカンドライフで会いましょう!

大槻透世二サイバーアドベンチャー(株)
代表取締役社長/CEO デジタルハリウッド大学院
Second Life
研究室 研究員/プロデューサー
Linden
社推薦 Second Lifeセミナー講師

東北大学心理学専攻卒業。1年間のLA留学を経て、ソリッドレイ研究所でバーチャルリアリティのシステムインテグレーション、立体映像システム構築、HMDシステム構築などを経験。IT系コンサルティング会社を経て、デジタルハリウッド大学大学院コンテンツマネジメント修士課程修了(MCA)。その後、Linden Lab本社にてSecond Lifeカリキュラムのトレーニングを受ける。現在デジタルハリウッドにてSecond Life」セミナーを開催。また、バーチャルリアリティ、メタバース関連のシステム開発/プロデュースを行うサイバーアドベンチャー(株)を設立し、そのCEO職に就いている。

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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