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世界が直面するオープンソース戦争

opensource

2005-07-12 18:27

 John Robbがみずからのブログ「Global Guerillas」で、対テロ戦争(War on Terror)と呼ばれている戦争は、実は史上初めての真のオープンソース戦争であるという次のような指摘をしている。

イラクで分散的に発生している、一見混沌としたゲリラ戦は、次世代のテロリストにとって手本ともなりえる傾向を持っている。ここには、知識の習得やさまざまな諸活動、さらにその成功の度合いといった事柄に至るまで、オープンソースソフトウェアコミュニティにおけるそれと同様の傾向が見られる。

 Robbはさらに、オープンソースの特徴と、拡大を続ける今日のテロネットワークとの間の共通点を挙げている。テロリストは他者の誤りに学び、他者の成功を模倣している。彼らが効率性を追求するのに、集約的な構造は必要ない。

 その結果、文明という概念そのものに対する戦争が起こることになる。あらゆる複雑な文明は、複数の小規模な集団が結束することで破壊されうる複雑なシステムを内包するものだ。こうした脆弱性はあまりに多く存在しており、すべてをカバーするのは不可能である。これを守るには、だれもがシステムの中で利害関係を築けるよう図り、総意の一致を目指していくのが最良の方法だ。

 無政府主義者のささやかなたくらみを排除し、すべての人が利害関係を築くという考え方は、オープンソースにもぴったり当てはまる。もちろん、現代のテロリストがオープンソースについて何かを知っているという意味ではない。彼らはハッカーのような存在なのだ。それが真実であるならば、そしてすべての人々が利害関係を互いに築いていくことで彼らの数を低く抑えることができるならば、その存在を撲滅することは可能なのである。

(Dana Blankenhorn)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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