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Mainsoftがスポンサーとなっている「Race to Linux(Linux移植レース)」の結果が出始めている。
だが、このレースの真の勝者は、マルチプラットフォーム戦略を掲げたIBMだろう。
レースの参加者は、「SuSE Linux 9」が稼働するIBMの「eServer xSeries」マシンを使って順位を競った。今回の結果に興奮を覚えたと話すのは、IBMのLinux世界戦略担当バイスプレジデントScott Handyである。
Handyは、「IBMにはWindowsもLinuxも利用できる柔軟性を求める顧客が多くいる」と話し、一方独立系ソフトウェアベンダーは「簡単な方法で、みずからの.Netアプリケーションを書き直すことなくLinux上で動作できるようにしている」と指摘した。
Linuxサーバハードウェアの売り上げ増加率はWindowsサーバの4倍に達しており、2005年第二四半期には15億ドルという額を記録した。またこの成長率は、サーバ市場全体と比べると実に8倍となるという。もっとも、ソフトウェアの多様性はまだ見劣りするので、これが充実するまではMainsoftのGrasshopperなどのツールを利用していくほかないと、Handyは述べている。
もしも読者の企業で、こうしたWindows向けのアプリケーションおよびプログラムを利用しており、これを(Javaなどに書き換えたり、全体的に改変したのではなく)Linuxに移植したという場合は、どのように動作しているか教えてほしい。論より証拠というからには、実際の結果を知らなければならないのだ。
(Dana Blankenhorn)
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