メインソフト主催のコンテスト、真の勝者は!?

opensource 2005-10-14 19:15:21

 Mainsoftがスポンサーとなっている「Race to Linux(Linux移植レース)」の結果が出始めている。

  • Brian Hendrickson:オレゴン州に拠点を置くMegapumpで、リードデベロッパーを務める。Hendricksonは「PHP」および「PostgreSQL」を使用して、Microsoftの「Tracker Starter Kit」をリライトした。

  • Abishek Bellamkonda:オーストラリア在住。「Visual Studio .NET IDE」向けのMiansoftの無料プラグインツール「Grasshopper」および「SQL Server 2000」を用い、Time Tracker Starter Kitと「Reports Tracker Starter Kit」を「Tomcat」に移植した。

  • Juan Ignacio de Paula:ウルグアイから参戦。「Mono」と「Firebird」を利用し、Microsoftのオープンソース製品Time Tracker Starter KitおよびReports Tracker Starter Kitの移植に成功した。

 だが、このレースの真の勝者は、マルチプラットフォーム戦略を掲げたIBMだろう。

 レースの参加者は、「SuSE Linux 9」が稼働するIBMの「eServer xSeries」マシンを使って順位を競った。今回の結果に興奮を覚えたと話すのは、IBMのLinux世界戦略担当バイスプレジデントScott Handyである。

 Handyは、「IBMにはWindowsもLinuxも利用できる柔軟性を求める顧客が多くいる」と話し、一方独立系ソフトウェアベンダーは「簡単な方法で、みずからの.Netアプリケーションを書き直すことなくLinux上で動作できるようにしている」と指摘した。

 Linuxサーバハードウェアの売り上げ増加率はWindowsサーバの4倍に達しており、2005年第二四半期には15億ドルという額を記録した。またこの成長率は、サーバ市場全体と比べると実に8倍となるという。もっとも、ソフトウェアの多様性はまだ見劣りするので、これが充実するまではMainsoftのGrasshopperなどのツールを利用していくほかないと、Handyは述べている。

 もしも読者の企業で、こうしたWindows向けのアプリケーションおよびプログラムを利用しており、これを(Javaなどに書き換えたり、全体的に改変したのではなく)Linuxに移植したという場合は、どのように動作しているか教えてほしい。論より証拠というからには、実際の結果を知らなければならないのだ。

(Dana Blankenhorn)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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