サービス新時代到来

opensource 2005-12-22 22:50:38

 最近では、何かを開発する際の手法に注目が集まることが少なくなった。利用しているツールすら、あまり話題にならない。

 重要視されるのは、どのようなサービスをいかなるビジネスモデルで提供するかということだが、後者は問題にならない場合もある。先日わたしが受け取った電子メールを参考に、少し例を引いてみよう。

 例えばわたしは、ウェブサイトBubbleShareが提供している新たな写真共有機能が、どのようなツールで構築されたのかは知らない。興味があるのはその働きと、(記者としては)運営企業が同サイトからどうやって収入を得ているのかという点である。

 同じことが、先頃ベータテストが始まったMyHeritageというウェブサイトにも言える。同サイトでは、系図学研究を進めるのに利用できる、人々の容貌のデータベースを作ろうとしている。ベータテストでは、自分の顔写真と2000人に上る著名人のものを比較できるデモが公開されている(…わたしは元国防長官Donald Rumsfeldに似ているとされたのだが、ほんとうに…?)。同サイトの技術面を支えるパートナー企業Cognitecがどのようなオペレーティングシステムを利用しているのか、わたしが気にする必要があるだろうか? ビジネスの観点から考えて、それはない。

 また、以前なら、最新の作品を視聴するために毎年新しい機器を購入して、ソフトウェアを定期的にアップグレードしなければならなかった。今は、ブラウザでAnyfilms.Netにアクセスし、ワンクリックするだけで…なんと! このイケてる映画サイトでは、作品を携帯電話にダウンロードすることができるのだ。

 この新サービスは収益形態が非常に流動的で、そもそも営利目的のものでもない。今手元に、CompuMentorという非営利組織のリリースがあるのだが、その中からいくつか話題を紹介する。なおCompuMentorは、20年来サンフランシスコに拠点を置き、テクノロジーを導入しようとする他の非営利組織を支援してきた団体だ。

 この1年間、CompuMentorは「Google Maps」のAPIを用いて、次のようなプロジェクトの発足に力を貸したという。

 CompuMentorの広報担当官Franziska Marksは、ここで重要なのは、オープンソースがインターネットという共通のインフラを利用した新たなサービスの開発を加速化しているということだと、リリースに記している。

 利益を上げようと躍起になる人にも、奉仕することにのめり込む人にも、これはすばらしいクリスマスプレゼントになるだろう。

(Dana Blankenhorn)

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