マイクロソフト、オープンソースへのすりよりはもう終わり?

opensource 2006-06-15 18:48:46

 Microsoftにおけるオープンソースに関する議論が下火になりつつある。

 第一に、評判の高いJason Matusow氏のオープンソースブログの更新頻度が落ちている。第二に、Microsoftのブロガーの中では最も有名だったRobert Scoble氏が同社を去り、新興企業へ転職することが決まった。退職は今月末になるが、同氏のブログはすでに移動されている。

 オープンソースがますます勢いづく今日、Microsoftにとっては、論争を中断して従来のトップダウン体制に戻るほうが得策なのだろうか。

 もっとも、Matusow氏やScoble氏を擁していようと、Microsoftはオープンソース界にほとんど関わってきていないので、大勢に影響はないのかもしれない。わたしが結局わたし以外の何者でもないように、Microsoftがオープンソース企業に変貌することもないのだろう。そうなるには、Microsoftはクローズドソース界に長く携わりすぎているし、歴史を重ねすぎているし、成功を収めすぎている。

 とはいえ、今いちばん旬な技術企業がクローズドソース企業であるAppleであることは、周知の通りだ。Microsoftはどこに勝機を見いだしているのだろう。オープンソースに関する議論に加わるのは、弱点をカバーするためではないのか? 実際、勝ち組Appleの幹部がブログを執筆しているなどという話しは、聞いたことがない。

 個人的には、Microsoftがオープンソースについて繰り返してきた発言は、リップサービスでしかなかったと考えているのに、いったい何が気に入らなかったのだろう。読者の考えを寄せてもらいたいが、口から出任せの主張なら謹んで無視させていただく。

(Dana Blankenhorn)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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