オープンソースが求人を生み出す

opensource 2006-06-16 20:50:03

 Open Source Storage(OSS)が、3万2000平方フィートにおよぶ製造プラントの操業を開始した。場所はカリフォルニア州サーニーベール、Atariの旧施設跡地だ。

 同社の最高経営責任者(CEO)Eren Niazi氏によると、完全自動化された同プラントでは、1日に1000台のシステムを生産できるという。リファレンス設計も可能なので、数週間ではなく数日単位で、顧客の要望に対応することができる。こうしたシステムの内部にはオープンソースソフトウェアが使用されており、その大半にLAMPスタックが搭載され、エンタープライズ向けウェブサーバとして利用されている。

 サニーベールという地域が選ばれたのは、企業顧客が望む迅速な納品を実現するためだ。「当社は、ごく短期間のうちに製品を提供するようにしている。顧客には海外から現物が届くのを待っている余裕はない」(Niazi氏)

 VA Linuxの前CEOであるLarry Augustin氏は、同社の経営がドットコムバブル後に行き詰まったのは、オープンソースハードウェアへの移行に失敗したせいだとしたが、Niazi氏はアウトソーシングにはアウトソーシングの果たすべき役割があったはずと述べ、「彼らはアウトソーシングによって、一部の統制力を失ってしまった。われわれは、サービスについてはアウトソーシングしない方針だ」と話した。なおNiazi氏は、Augustin氏の以前の部下数名を社に迎えている。

 旧VAとOSSの間には、このほかにも違いがあるという。すなわち、「当社はベンチャーキャピタルの支援を受けていない。そうした投資に支えられることなく成長を遂げ、5年間にわたって自力で利益を上げてきた」(Niazi氏)点が異なるのだという。また、株式を公開する理由はないとも考えているそうだ。

 オープンソースと、米国内の求人数増加と、ベンチャーキャピタルの不要化。つながりが見えてきただろうか。

 そう、これらは見事に関連し合っているのである。

(Dana Blankenhorn)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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