途上国の子供に配る低価格PC、OSはWindowsに決定――デスクトップLinuxには打撃か

opensource 2007-05-01 15:25:59

 (編集部注:このブログエントリの原文で述べられているOLPCのデバイス上におけるWindowsの稼働について、OLPCに確認したところ、誤りであることが判明しました。

 OLPCのXOデバイスでWindowsの稼働を実現すべくMicrosoftと積極的に共同で作業している人物は同団体にはおらず、また、OLPCはオープンソースに確固としてコミットしている、と同団体では述べています。OLPCでは、今回の件に関する一連の報道の訂正について、OLPCのWalter Bender氏のコメントを含んだArs Technica掲載の次記事を参照するように述べています。

 「OLPC project clarifies: no plans for Windows support」(英文)

 このブログエントリにより、関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫びいたします)

 Nicholas Negroponte氏が、One Laptop Per Child(OLPC)はデバイス(写真参照)の最終的な価格を175ドルに設定し、OSにはWindowsを採用することにしたと発表したのを受け、ZDNetのブロガーであるAdrian Kingsley-Hughes氏は、これはすなわちMicrosoftの勝利を意味すると述べた

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 確かに2年も前なら、ハードウェア上で稼働するネイティブOSの存在は非常に大きかったが、今ではそれもたいした意味を持たないのが現実だ。

 Mainsoftが「Race to Linux」で実証したように、アプリケーションの移植は決して難しい作業ではない。仮想化も主流技術の仲間入りを果たすようになっている。現在では、競争の最前線はアプリケーションレベルに移っており、Linux界と同じようにWindows界でもオープンソースが当たり前に利用されているのだ。

 Kingsley-Hughes氏はブログ記事に、OLPCの決断が「オープンソースにキツイ一発をお見舞いした」と書いているが、つまりはデスクトップLinuxが打撃を受けると言いたいのだろう。そう、確かにその通りだ。

 だが、オープンソースとLinuxは同じものではないことも忘れてはいけない。

(Dana Blankenhorn)

 

 

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※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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