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侮るなかれ――サンとマイクロソフトの提携

opensource

2007-09-14 10:39

 Sun MicrosystemsとMicrosoftの提携は、純粋なビジネスである。オープンソースにとって、ほとんど意味はない。

 ほとんどと言ったのは、よい部分もあるからだ。自社の仮想化技術戦略に「Solaris」を含めるというMicrosoftの決断は、多様なオペレーティングシステムが混在している中で、「OpenSolaris」が生き残る可能性を高めるのに役立つだろう。

 とはいえ、この提携はハードウェアに関するものだ。ハードウェアおよびソフトウェアにおいては、Sunのマーケットシェアはそれほど大きくない。同社のオープンソース化戦略も、同社のハードウェアの普及を助けることはないと思われる。だが、Microsoftと力を合わせれば、それもかなうかもしれない。

 幸いなことに、今回の提携をブログなどで取り上げている人々の大半が、とりあえずはこの点を理解しているようだ。

 各ブログのコメントをチェックしたことろ、両社の提携に否定的な意見はごく少数だった。最も辛らつに批判している人でも、パートナーシップの意義は認めている。ブロガーのJonathan Eunice氏は、排他的なことでも知られる両社が外に目を向けるようになったのは、よい兆候だと述べている。現実を見据えた動きと、評価する記事もあった。

 一方、金融アナリストらは、両社の提携に弱点を見出している。もっとも、彼らは周囲の注意を引くという仕事をこなしたに過ぎない。株価が動かなければ(Sunの株価はここ数年、わずかしか上下していない)、だれも金を稼げないわけで、トレーダーにとっては、批判も称賛も同じようにメリットを生むものなのである。

 不動産バブルが落ち着きを見せ始めると同時に、技術系の株が全体的に浮上している。つい最近、Sunの株価は20%(1株当たり約1ドル)上昇したが、これは特に珍しいケースではない。Jonathan Schwartz氏に対する審判は、まだ下されていないのだ。

 だが同氏は、力を尽くしている。審判を下す立場にある消費者が、利益を得られるようにと。

(Dana Blankenhorn)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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