ITの鉄則

soa 2005-08-01 19:32:26

 調査会社IDCのDan Kusnetzkyは、ITに関わることであればどんなことでも知っている、素晴らしい知恵の持ち主だ。そのDanが、彼の唱える「ITの鉄則」を教えてくれた。

 IT関係者は、よりサービス指向で、プロアクティブで、機動的で、アダプタブルで、フレキシブルで、さらにはパラダイムシフト的な働きをすることを常に要求されている。そのような状況で仕事をするには、いつもDanの黄金律を思い出して、バランスの取れた観点から物事を眺めるようにしよう。以下が、Danの黄金律だ。

ルール1:壊れていないシステムは修理しない。

ルール2:システムにはむやみに触らない。むやみに触ればトラブルにつながる。

ルール3: 触って壊してしまったシステムを修理するには、予想以上の時間とお金がかかる。メインフレームが関係しているシステムの場合、定年退職したエンジニアを引っ張り出してこなければならないかもしれない。どんな状況であれ、ルール2を真剣に考える。

ルール4:とりあえず良いシステムは、とりあえずそのままで良い。細かいことまですべてやろうとしたり、細かな機能までをすべて完成させる必要はない。完全なシステムが完成する頃には、それらは必要なくなっているだろう。会社のお金を無駄使いしたと糾弾されるだけだ。

ルール5:人々が金切り声で文句を言い出すまでは、システムを放っておく。人々が文句を言っていないなら、ルール4の「とりあえず良いシステムは、とりあえずそのままで良い」を思い出そう。人々が文句を言っているなら、ルール2の「システムにはむやみに触らない。むやみに触ればトラブルにつながる。」を読もう。次にルール3の「触って壊してしまったシステムを修理するには、予想以上の時間とお金がかかる」を読むとよい。ただし、人々が文句を言い続けて、どうにかしなければならないときは、できる限り、そっと触ってみる。

ルール6:「ばか」になろう。つまり、5年か10年後に他の人たちがわれわれの仕事を見たときに「こいつら、何てばかなことをしたんだ」と思うかもしれないが、それで構わないということだ。われわれは、現在使えるものを使ってできる限り努力し、そして次へと進んで行くような、潔さを身に付けなければならない。今どんなに素晴らしい仕事をしても、5年か10年後には、不十分な仕事だ、これは正しくない、と見なされてしまうものなのである。

(Joe McKendrick)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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