ガバナンスの強化でSOAの課題をクリアする

soa 2006-05-16 16:56:21

 本ブログの以前の記事で、SOAは、サービス定義、概念の理解、正式なSOAプログラムの確立という3つの点にもっと力をいれなければならないとする、Brenda Michelsonの考えを紹介した。

 これに対し、読者が意見を寄せてくれた。CBenedetto氏は、SOAをベースとする開発および運用の基本事項として、SOAの検証を追加してはどうかと提案している。「検証を後回しにすべきではない。SOAを導入し、統合を進める各段階で、検証作業を組み込んでいくのがよいだろう。構成単位ごとの回帰的かつエンドツーエンドな検証を行うことで高められるSOAの質が、SOAの成功に直結するのである」(CBenedetto氏)

 また、InfravioのMiko Matsumura氏は、これらすべての取り組みは、ガバナンスによって統括していくものだと信じている。「こうした問題に取り組む本体があって初めて、人々は問題の解決を図っていけることを理解しなければならない。サービス定義および解説とはつまりメタデータを作成することであり、メタデータはレジストリレポジトリに格納されるものだ」(Matsumura氏)

 SOAの概念は、「ガバナンスの実施によって構築していくものとは多少異なる」が、「メタデータ化などの変換作業」を含む、基礎的な相互運用性の確立は必要だという。

 さらに、「SOAプログラムを作っていくことこそ、ガバナンスの真骨頂である。啓発活動や、組織および個人に対する働きかけがその大半を占めることになるだろうが、組織的な関与が得られなければ、SOAの発展は望めない」と、Matsumura氏は記している。

(Joe McKendrick)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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