IBM、RESTベース開発を可能にする「Project Zero」をスタート

soa 2007-08-08 14:27:39

 「Webservices.Org」サイトが、IBMの「Project Zero」に関する詳細を明らかにした。Project Zeroの公式サイトには、同プロジェクトは「次世代動的Webアプリケーションを急ピッチで開発しているIBM内で始まった、実験的なプロジェクト」と記されている。

 以前から噂のあった、「RESTy WebSphere」プロジェクトの後継となるようだ。RESTy WebSphereは、エンドユーザーが主に「RESTスタイルのサービスやインテグレーションマッシュアップ、リッチウェブインターフェース」などを開発するのを可能にする、GroovyおよびPHPに基づいた開発コードを無料提供するプロジェクトである。

 IBMは同プロジェクトを、「Community Driven Commercial Development」プロセスとして展開している。Project Zeroという名称がついたのは、シャープで先鋭的な響きがあるからという以外にも理由があるのだろうか。プロジェクトリーダーは、「プロジェクトの理念を思い出させるよすがとして、ゼロと名付けた。不必要な負担や複雑性をゼロに、成功への障壁をゼロに、意味のないものをゼロにという意味だ」と述べた。

 Web 2.0に関わるプロジェクトが持つ理念と、大いに共通するものがある。

 一部の評論家からは、IBMが今になってRESTを支持し始めたことをいぶかしむ声も上がった。

IBMは両方の馬に賭けているのだろう。エンタープライズ分野では、WebSphereによってホスティングされる、WSDLベースのSOAインフラストラクチャのメリットを備えたPPTウェアに肩入れしているが、Web 2.0分野においては、これを評価せずにRESTこそ未来だと主張している。

驚くには値しない。それがまさにIBMのやり方なのだから。

(Joe McKendrick)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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