SOA、またもやGartnerのテクノロジー「トップ10」入り果たせず―しかし正当な理由で

soa 2007-10-10 21:40:50

 またもや「SOA」は、2年連続で、Gartnerによる「来年注目すべき強力な戦略的技術イニシアティブ」のトップ10リスト入りを果たすことができなかった。

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 しかしこれは Gartnerによるあからさまな見過ごしではない。むしろSOAは、強力な戦略的技術イニシアティブを創り出す舞台裏の勢力とみられている。したがってこれも、まさに戦略的なのだ。

 実際のところ、ZDNetの同僚であるLarry Dignan氏は、Gartner ITXpoの現場でGartnerの最新のトップ10リストを検証し、その多くがSOAを必要とするという結論に至った。Larryによると、とくに、ビジネスプロセスモデリング(第3位)、メタデータ管理(第4位)、マッシュアップと複合アプリケーション(第6位)、ウェブプラットフォーム(第7位)のいずれもが、結局はSOAに関与するという。

 GartnerのアナリストであるDavid Cearley氏はトップ10リストのプレゼンテーションのなかでこのように述べた。「SOAがリストに入っていないのは、サービス指向アーキテクチャの施行技術に注目しているためだ。」例えば、ビジネスプロセスモデリング(BPM)は技術ですらないが、新技術の導入にとって不可欠な役割を果たすという。「BPMを欠いた SOAは、企業に対しそのプロセスを果たすことができない」と Cearley氏はいう。

 これに対する私の考えはこうだ:どのカテゴリも、ある程度はSOAを必要とする。グリーンIT(第1位)は例えば、資源の消費を削減する一方で、統合と運営の効率性を向上する能力に基づいている。それこそSOAの核心 であり、 ひとつの場所でサービスが構築され、テストされ、 管理維持されるのだ。統合されたコミュニケーション(第2位)はコミュニケーションと対話型の媒介を連携させて共有可能なアプリケーションとする能力に依存している。ソーシャルソフトウェア(第10位)はいたるところにSOAが関わっている。

(Joe McKendrick)

 

 

 

 

 

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