ごみ箱を蹴飛ばす音

八木大造(Daizo Yagi) 2009-02-06 17:05:06

 足の小指を柱にぶつけたり、腰に机のカドがあたって痛いのです。少年の頃からそーだった。痛みをこらえながらよく物事を反省したっけ。だけどここ十年「きっとこれは良いことが起こる前兆だ」と、なんとなくそー思えるようになった。悪運のガス抜き・・・ちょっとした厄払い・・・ボクはイノキさんの風車の原理なんじゃないかと思ってる。これは運を自分に溜め込んでるとゆー錯覚だ。でもボクは、この誤解は、そのままそっとしておくことにする。

 先日もコピー機の前のゴミ箱を足で引っかけた。散乱したゴミを掻き集めながら、昔、隣のグループにいたおっかないマネージャーのことを思い出した。たまに部下を叱る。大声で情熱家なのでおっかない。ごみ箱を蹴飛ばす音や、机を叩く音に心臓がドキドキする。少年の頃からそーだった。どー部下たちを躾けたのか、グループの皆さん総出で飛び散ったゴミを拾い集め、叱られた本人が遠くへ転がったゴミ箱を元の場所に戻す「しきたり」になっていた。

 また必ず誰かがボクの横にしゃがみこんで、いったい何が原因で叱られているのかを詳しく知らせてくれるシステムにもなっていた。叱られた若者は憔悴しきって自席に戻る。画面を見つめながら、セルを上下にピコピコさせている。典型的なサラリーマンの放心状態だ。30分も経たないうちに、おっかないマネージャーはピコピコくんを別件で褒めあげる。ピコちゃんに笑顔が戻る。あの豪快なマネージングは、どーすりゃぁ、あーうまくいくのか・・今もボクには謎のままだ。

 今回の人事異動でボクは「ネットde家系図」に関われなくなってしまった。「きっとこれは良いことが起こる前兆だ」と思えるには、もー少し時間がかかりそーだ。でも、いつまでも引きずっていては新しい部署のみんなに申し訳ない。なるたけ早く気持ちにケリをつけて力強く生きるつもりだ。(つづく)

え〜、ZDNetさんとお話して、なんとなくブログを続けることになりましたんで、今更なんですが、今後もヨロシクお願いいたします。オオノ編集長、シバッチ、キューティー・カキザキさん、ありがとうございました。

 

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