ついに出た!Google Apps Premier Edition

吉田健一(Kenichi Yoshida) 2007-02-22 22:55:07

 ついに出ました。Googleのエンタープライズ向けSaaSサービスGoogle Apps Premier Edition。Gmail等の最先端のコラボレーションツールを企業向けの有料ホスティングサービスとして提供するものだ。

■Google Apps Premier Editionとは

Google Apps Premier Editionで提供されるサービスは次の通り。

●コミュニケーション機能

gmail_icon.gifGmail

いわずとしれたWebメールサービス。もちろんその会社独自のドメインでの運用が可能。1人あたり10Gbのストレージを持つ。

talk_icon.gifGoogle Talk

チャットとIP電話サービス。

calendar_icon.gifGoogle Calendar

スケジュール共有サービス。

●コンテンツ管理機能

startpage_icon.gifStart Page

GoogleパーソナライズトホームといわれているStart Pageで企業内のポータルとして活用できる。Googleガジェットに対応。

docs_icon_sm.gifDocs & Spreadsheets

いわゆるGoogle版のWord&Excel。Webブラウザ上で文書や表を作成し共有できる。

pagecreator_icon.gifPage Creator

独自ドメインのWebページ作成サービス。

●管理・サポート機能

control_panel_sm.gifContorl Panel

ドメインやユーザーアカウント管理機能。

code_sm.gifExtensibility APIs

既存システムやサードパーティソリューションとの連携API。

help_icon.gifHelp and supoort

24×7のメール・電話サポート

 ほぼ企業に必要なグループウェア/イントラネットが整っているといえる。価格は年間50ドル/ユーザー。月約4ドルだ。圧倒的な価格破壊力があるエンタープライズ2.0時代のSaaSサービスと言ってよいだろう。

■Premier Editionはエンタープライズで本当に活用できるか?

 Premier Editionの特徴の一つは、APIが整備されたこと。このAPIにより「コンプライアンス理由でGmailの内容をアーカイビングしたい」「Gmailのフィルタリングをしたい」「既存の社内システムとシングルサインオンしたい」「社内のディレクトリサーバーとユーザーデータを連携したい」といったエンタープライズの要件に答えられるようになった。既に幾つかの企業がサードパーティソリューションとしてアーカイビングやシングルサインオンのソリューションを提供している。

 もう一つの特徴はサポートだ。24×7のメール・電話サポートに加えて、Gmailに関しては99.9%の稼働保証を行うと言っている。こうしたサービス提供によりエンタープライズの要件はほぼ満たすことができたと言って良いだろう。

 実際導入事例を見ると、P&Gが135,000人がグローバルで利用することなったとか、GEが評価を開始したとか、大手企業での導入も進みつつあるようだ。

 これは、面白いことになってきた。次回もう少し、このGoogle Apps Premier Editionが与えるインパクトについて述べたい。


吉田健一@リアルコム

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