【事例解説】レガシーシステムをフルPaaSでラッピングしnon VMでSoE化を実現した「IMAGE WORKS」

 クラウド型のファイル共有サービス「IMAGE WORKS」は、ウェブやカタログで利用する製品販促用の画像やドキュメントなど業務に不可欠なファイルを安全に保存し、必要なときに検索してすぐ見つけ出し、共有できる。2016年に開催された「G7伊勢志摩サミット」での公式フォト提供用基盤として採用されるなど、利便性や安全性に加え、業務フローへの組み込みが可能なことなどが評価され、国内ほかグローバルに取引を行う企業を中心に約4万のユーザーが利用中だ。

 サービスが順調に成長する一方、開発元の富士フイルムソフトウエアでは、拡張性やパフォーマンス、開発生産性などの面に課題も感じていたという。そこで同社は2016年、サービス基盤のモダナイゼーションに取り組む方針を決定。既存のシステムを生かしつつ、マイクロソフトのPlatform as a Service(PaaS)「Microsoft Azure」を採用してラッピングすることで、複数の課題を一挙に解決した。

オフショア開発から巻き取ったシステムになお残る課題

 富士フイルム製品が扱う医療用画像などを処理するソフトウェアを開発してきた富士フイルムソフトウエア。その中でIMAGE WORKSは、ちょっと毛色の変わったサービスだ。「新たな技術を積極的に採用し、トライしよう」という文化を背景に、スタートアップ的に2006年に立ち上げられた。


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 スタートアップである以上、なるべく開発コストは抑えたい。そこで基盤システムは、当時のIT業界で主流だった中国へのオフショア開発で構築することにした。Apache StrutsにPostgreSQLを組み合わせ、Javaで開発したウェブアプリケーションという当時としては最先端の技術を組み合わせたシステムを、国内のデータセンターにサーバを置いてオンプレミスで運用していた。


富士フイルムソフトウエア
佐藤力氏
サービス本部 アドバンスドソリューショングループ
イメージワークスチーム チーム長

 だが、技術は常に進化する。2000年代後半から徐々にクラウドサービスが広がり始めた上、フロントエンドとバックエンドのシステムを分離し、より軽量な言語で次々とサービスを開発、改善していくスタイルが浸透。富士フイルムソフトウエアの場合も、新たなニーズに合わせて高い生産性で開発できる方法を模索し、2010年ごろからシステム開発を社内で巻き取り、内製化することにした。

 ただ、「それでもなおいくつかの課題が残った」と、富士フイルム ソフトウエア サービス本部 アドバンスドソリューショングループ イメージワークスチーム チーム長の佐藤力氏は振り返る。

この後のダイジェスト

「一石四鳥」を求めた答えがPaaSを用いたモダナイゼーション
既存システムを生かしつつ、ラッピングすることでモダナイゼーションを実現!
フルPaaSの活用でSoRをSoE化
パフォーマンスの課題をどう解決したか
PaaSを選択したメリットとは
既に“暖まった”リソースを活用するから迅速なスケールアウトが可能
アジャイル開発も採用し、スピードアップを実現
オンプレミスでは実現が難しいDevOpsの先のNoOpsを目指す!
プロジェクトを成功に導く秘訣

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