「場当たり的」では済まされない、これからのセキュリティ投資!
広がる活用環境と増えるデバイス種類のセキュリティを対応と運用面から考える。
~シマンテックとリコーがセキュリティを共同展開する理由~ 

サイバー攻撃が企業を傾けてしまうことも少なくない現在、中小企業のセキュリティ対策の必要性が叫ばれている。セキュリティ専任担当はおろか、IT担当を総務が兼任するような現状でも、サイバー攻撃は容赦なく襲ってくる。中小企業が約9割を占める日本において、このように現状手薄となっているセキュリティ対策の改善は急務といえる。今回は、中小企業向けのセキュリティクラウドサービス「Symantec Endpoint Protection Cloud」を提供するシマンテックと、販売、運用において強く手を結んだリコージャパンに、現状と対策についてうかがった。

中小企業を中心に、企業におけるセキュリティ課題について教えてください。

清水氏クラウドの普及や働き方改革などにより、企業のシステムやワークスタイルが大きく変わってきています。以前のセキュリティ対策は、企業の宝物である情報や資産を何重もの物理的、論理的なセキュリティで固める、いわゆる要塞化をしていました。しかし現在は、ユーザーはずっと社内にいるわけではなく、出張や在宅勤務、移動先でも仕事をするようになりました。ユーザーが外に出た時にはもうUTMやファイアウォールでは保護できず、脅威にさらされる状況にあるわけです。

 ワークプレイスが社外になっていくと、公衆無線ネットワークでインターネットに接続する機会が増加します。しかし、情報を盗み出そうと罠を張っている危険な無線スポットも増加しています。また、現在は1人の社員がノートパソコンやスマートフォン、タブレットなどを使用してビジネスに活用することは珍しくありませんが、こうしたマルチデバイスの利用状況を、企業が一元的に管理することは難しくなっています。その結果として、セキュリティ対策が施されていないまま、ビジネスに利用されているデバイスも多いと思われます。

 特にスマートフォンは個人情報の塊ですので、改正個人情報保護法においてもセキュリティ対策や適切な運用の必要性が定められていますが、実際には何も対策をしていないというケースが多いと思われます。

 また、ビジネスに使用するアプリケーションも、クラウドサービスを活用することが一般的になっています。企業の経営層もクラウドの必要性は既に認識されていますので、活用は前提としつつ、懸念事項はそのセキュリティ面にシフトしてきています。

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提供:ソフトバンク コマース&サービス株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2019年3月31日
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