今こそ、IT部門における“失われた20年”を取り返す時 「運用の自動化」でIT部門の山積する課題に立ち向かう

企業のIT部門と言えば、日頃からシステム運用に追われ、残業も少なくないイメージがある。しかし、現状のままではデジタルトランスフォーメーションに取り組む余裕はなく、新たなリスク要因に対応するだけでも大変だ。抜本的な改善策として、運用の自動化を検討してみてはいかがだろう。なかでもお勧めはワイドテックが提供する「POLESTAR Automation」だ。

IT部門は日々の業務に追われてDXの推進どころではない

ワイドテック
プロダクト事業部
セールスマネージャー
香取邦彦氏
ワイドテック
プロダクト事業部
セールスマネージャー
香取邦彦氏

 企業を取り巻く経営環境は、近年ますます変化が激しくなり、先が見通せない危機感が強まっている。多くの企業は、セキュリティやコンプライアンス、労働人口の減少など様々なリスク要因に次から次へと直面し、今まで通りのやり方では立ちいかないのではないか、とさえ思える状況だ。そんな中で、デジタル技術によるビジネス変革、すなわちデジタルトランスフォーメーション(DX)が、厳しい生存競争を勝ち抜く武器として期待されている。

 だが今のところ、日本企業の多くは、そのDXに取り組む余裕がない。DX推進の要となるべきIT部門が、より急を要する数々の課題に直面して身動きできない状況にあるためだ。ワイドテック プロダクト事業部 セールスマネージャー POLESTAR担当の香取邦彦氏は、以下のように語る。

 「ここ1年ほどで言えば、ランサムウェアが猛威を振るったことから脆弱性対策の強化に取り組みつつ、Windows Server 2008のサポート終了が迫る中で対応に追われるなどして多忙な毎日を送っているのではないでしょうか。また、残業時間の規制強化に伴って、夜間作業などの削減・見直しを迫られているはずです。そしてもちろん、既存IT資産の保守運用も欠かせません。このように、IT部門は日々色々なタスクに追われ、とにかく何としても時間を捻出しなければならない状況にあるのです」(香取氏)

 列挙して分かるように、数々の課題は、これまで日常的に使われていたシステム環境や、普通に行われていたシステム運用に由来している。ビジネス環境が大きく変化したことで、これまでの常識が通用しなくなってきたのだ。その結果、日々の業務が厳しくなり、DX推進どころではなくなってしまう。

 「製造現場などの閉鎖的な環境にあるネットワーク内では、何年も前にサポートが終了した古いOSが今なお使われているケースもありますよね。これらは当然ながら脆弱性リスクが高いので外部のネットワークには接続できず、しばしばIoT導入の阻害要因となっています。IT部門にも、変革できないまま過ごした“失われた20年”があり、それを取り返さないと先へ進めないのです」(香取氏)

 2018年に経済産業省が発表した「DXレポート」でも、「2025年の崖」という言葉で現状のIT部門の課題が示されている。今こそIT部門は、自らの仕事を抜本的に見直す必要があるのだ。そうしなければDXどころではなく、より一層厳しい状況に追い込まれてしまうだろう。

ウィザードから簡単に自動化ジョブを作成できる スキル不要で属人化の心配もなし

 ワイドテックでは、IT部門自身の働き方を変えるツールとして、「POLESTAR Automation」を販売している。製品化の経緯や実例などは、こちらでも解説しているが、自動化・標準化により運用負担の軽減をもたらす運用管理ツールだ。

 本ソリューションの大きな特徴は、使い勝手に優れたGUIを備え、かつ綿密な業務分析に裏打ちされたベストプラクティスを取り入れている点だ。GUIについては、9月11日にリリースされた最新のバージョン3(V3)で表示エンジンを刷新し、表示レスポンス改善や、ダッシュボード画面の自由度向上など、さらなる強化を果たしている(図1)。

 「運用自動化ツールとしては、Ansibleに代表されるオープンソースソフトウェア(OSS)が広く知られているかと思いますが、OSSの自動化ツールはコマンドライン操作が基本。それに対しPOLESTAR AutomationはGUIが基本となっており、日常的な業務のほとんどをマウスだけで扱えます。自動化ジョブスクリプトの作成も、AnsibleならYAML言語で記述するためある程度のスキルが要求されますが、POLESTAR Automationではウィザードから簡単に作成できます。標準的なスクリプト言語を使用しており、属人化の心配もありません」(香取氏)

 ユーザー自身が作成しなくても、POLESTAR Automationには、多数の自動化サンプル・ジョブスクリプトが含まれたライブラリが用意されている。これらを使うことで、サーバやネットワーク機器のセキュリティパッチ適用、パスワード変更といった操作を、POLESTAR Automationが自動で行ってくれるのだ。

提供:株式会社ワイドテック
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2019年12月31日
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