フラッシュモブ

用語の解説

フラッシュモブとは

(フラッシュモブ)

 インターネットを通じて広く呼びかけられた群集が公共の場に終結し、あらかじめ申し合わせた行動を取る即興の集会。

 狭義には、2003年5月にニューヨークで企画された集会と、その後これを真似て世界各地で企画されるようになった一連の集会のことを指す。 最初の集会は通称「ビル」(Bill)氏によって企画され、電子メールを通じて不特定多数の人に呼びかけられたもので、ニューヨークのある駅に集まってバレエダンスをして解散するという内容だった。 事前に計画が警察に知れて警戒されたことと、予想を上回る250人もの群集が集まったことにより、この企画はあまり成功しなかったが、そのアイデアはネット上の口コミで広く知れ渡り、一種のブームとなった。

 このニューヨーク発祥のフラッシュモブの特徴は、誰かから電子メールによって「招待」された人間が参加することと、政治的なメッセージを含まない「無目的な」行動を取るという点である。 「招待」といっても企画者の知人しか参加できないというわけではなく、企画者の書いたメールがメーリングリストや友人などへ転送されることによって、互いに知らない不特定多数の人間が参加することになる。

 フラッシュモブという言葉には、ネットを通じて即興的に企画される集会を広く指す広義の用法もある。 というのも、(狭義の)フラッシュモブが現れる以前から、Webサイトを通じて呼びかける反戦デモや、日本の2ちゃんねるの「大規模オフ会」など、インターネットを通じて呼びかける集会はそれぞれ独立に考案され、広く行なわれてきた。 このため、呼びかけ方法や目的などを問わず、こうした集会全体をフラッシュモブと呼ぶようになってきている。

 2ちゃんねるの大規模オフのような集会が日本のネットコミュニティで話題を集めるようになったのは、ニューヨークの「元祖」フラッシュモブよりもずっと以前であることから、日本の古参ネットユーザの中には「フラッシュモブ」をこうした集会の総称として使うことに批判的な人も多い。

用語解説出典   powered by. IT用語辞典 e-Words

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