.pptx

PowerPoint 2007を含むオフィススイート「Office 2007」では、ファイルを保存する形式として、従来のようなバイナリ形式ではなく、OpenXML（OOXML）と呼ばれるXMLベースの形式が新たに採用されている。 Microsoftが配布している「互換機能パック」を追加インストールすれば、Office 2000やOffice 2003などの旧バージョンのPowerPiontでも、.pptxファイルを表示、編集、保存することができる。 また、閲覧専用のソフトウェア「PowerPiont Viewer」を、「互換機能パック」と併せてインストールすれば、Officeがなくてもファイルは表示できる。 PowerPointの従来のバージョンにおける標準ファイル形式「.ppt」でファイルを保存すれば、従来のバージョンのPowerPointでも問題なくファイルを扱える。 なお、通常のファイルの拡張子は「.pptx」であるが、マクロ機能を有効にすると「.pptm」、テンプレートとして保存すると「.potm」の拡張子で保存される。 また、PowerPoint 2007ではPDFやXPS（XML Paper Specification）などのファイル形式もサポートしている。 適切なファイル形式を指定すれば、複数ユーザーでのファイルの共有、共同作業も効率化できる。 PowerPoint 2007は、スタンダードエディション（Microsoft Office Standard 2007）以上のパッケージエディションに同梱されている。