2.5G

用語の解説

2.5Gとは

(2.5世代携帯電話,2.5世代ケータイ,2.5世代,Second and a Half generation,)
2.5Gとは、第2世代携帯電話(2G)と呼ばれる携帯電話の通信方式を改良し、通信速度の向上などを図った規格のことである。
2Gは通信データのデジタル化を実現した。 2Gに替わる次世代の通信方式となる第3世代携帯電話(3G)は、インフラを整備しなおす必要があった。 通話品質や通信速度に対する需要に対応するために、2Gのインフラを用いて機能的に3Gに近いサービスを提供するものとして、2Gと3Gの中間的な方式である2.5Gが開発・提供された。 2.5Gの大まかな特徴としては、2Gと比較して高速な通信を実現していること、電子メールに動画ファイルを添付するといった3G的なサービスの提供を実現していること、国際標準規格であるIMT-2000には必ずしも準拠していないこと、などを挙げることができる。 正規の世代定義の中には2.5Gは含まれない。 国内では、2Gで採用されたPDCを拡張したPDC-Pが、2.5Gとして提供された。 また、世界の大多数で2Gの規格として採用されているGSMに対しては、GPRSが2.5Gとして提供された。 2008年現在、3Gのインフラはほぼ整い、各キャリアからはPDCのサービス終了や新規加入受付終了が発表されており、段階的に3Gへの完全移行が進められている。

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