3GIO

用語の解説

3GIOとは

(スリージーアイオー,3rd generation I/O,)
3GIOとは、Intel社が提唱していたPCIバス規格のことである。
2002年7月に、PCIバスの標準化団体PCI-SIG(PCI Special Interest Group)によって「PCI Express」として正式に仕様が策定されたものである。 3GIOはシリアル転送方式が採用されたことによって最大通信速度が向上しており、従来のPCIバスが1.06Gbpsであるのに対して、2.5Gbpsの速度を実現している。 さらに3GIOは複数本を束ねて使用するといった使い方ができるため、2本結束して5Gbpsの通信速度を実現することも可能である。 ちなみに、3GIOにおいて双方向通信が行われる単位が「レーン」と呼ばれる。 ただしシリアル方式である3GIOは、パラレル転送方式が採用されている従来のPCIバスとは異なる通信方式やコネクターの形状を持っており、互換性を保っていない(ただし通信プロトコルなどは共通である)。 そのため、現在ほとんどのコンピュータで採用されているPCIのインターフェースをそのまま転用することができない。 なお、3GIOはホットプラグに対応しており、カートリッジ式のハードウェアユニットをコンピューターに接続してそのまま使うといった利用形態が想定されている。

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