9.1ch

用語の解説

9.1chとは

(9.1チャンネル,9.1chスピーカーサラウンド,9.1channel,)
9.1chとは、家庭において劇場の音響空間を再現するためのサラウンドシステムとしてソニーが提唱しているマルチチャンネルオーディオ技術のことである。
9.1chでは、スピーカーを前方正面と前方左右に1個ずつ、左右の側面と後方に2個ずつ、計9個のスピーカーに、サブウーファーを1個加えて合計10個のスピーカーで構成される。 サブウーファーは帯域幅が制限されているので0.1チャンネルとカウントされている。 9.1chでは、劇場の音響効果を完全に再現する音響空間の概念である「ダビングシアター」が念頭に置かれている。 9.1chで9個のスピーカーにより音場を構成することで、音がどのように聞き手の周りを移動しても、音の途切れる感じを抱かせない、適切なダビングシアターが実現できるとされる。 9.1chは合計10個のスピーカーを用いる大掛かりなシステムであるが、サラウンドスピーカー1個あたりの負荷が小さくなるため、個々のスピーカーは比較的小型でも充分な効果が得られるという利点もある。 9.1chの製品は、ソニーのAV/Hi-Fiオーディオ商品シリーズの一つとして販売されている。 なお、マルチチャンネルオーディオの方式としては5.1chが一般的であり、7.1chなどの構成が採用されることもある。

用語解説出典   powered by. Weblio

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