ActiveX

用語の解説

ActiveXとは

(アクティブエックス,アクティブX,)
ActiveXとは、Microsoftが開発したインターネット関連技術の総称である。
1996年に登場した。 ActiveXは具体的な機能や仕組みを指すものではなく、関連する様々な技術の総体として用いる呼び名である。 ActiveX関連技術の代表的なものとしては、Webブラウザ上で動的なWebページを実現するActiveXコントロールがある。 もっぱらActiveXコントロールを指して単にActiveXと呼ぶ場合も多い。 ActiveXコントロールは、ActiveXの登場以前にOLE(Object Linking and Embedding)と呼ばれていた技術群をインターネット技術に適応させたものである。 OLEはコンピュータ上のアプリケーション間で機能の連携を行うための技術であったが、ActiveXコントロールではインターネットを通じて、サーバーが提供する機能モジュールをブラウザで実行できるようになっている。 ActiveXコントロールは基本的にInternet Explorer上で利用される。 ActiveXコントロールの他にも、WebブラウザでOfficeドキュメントを表示できるActiveXドキュメントや、ActiveXコントロールやスクリプト言語などの機能を統合するためのActiveXスクリプティングなどがある。 ちなみに、Microsoftが開発した技術にはDirectXという名称のものもあるが、こちらはWindowsにおいてマルチメディア関連の処理に特化したAPI仕様のことである。

用語解説出典   powered by. Weblio

CNET Japan

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]