BDXL

用語の解説

BDXLとは

(ビーディーエックスエル,BDXL(High Capacity Recordable and Rewritable discs),ブルーレイディスクXL,)
BDXLとは、Blu-ray Disc(BD)の拡張規格で、従来のBlu-ray discの約2倍のデータを記録可能とする規格のことである。
BDA(Blu-ray Disc Association)が2010年6月に規格化された。 BDXLのサイズや外見は、従来のBlu-ray discと特に変わりないが、ディスクの記録層が従来は1~2層だったのに対して、BDXLはで3層および4層構造でデータを記録することが可能となっている。 従来の1層タイプは25GB(ギガバイト)、2層タイプは50GBの容量を持っていたが、BDXLの追記型(ライトワンス型)ディスクは3層タイプで100GB、4層タイプで128GBまでのデータが記録可能となっている。 追記型BDXLは一度だけ書き込みが可能なタイプであり、何度でも書き換えが可能なタイプのBDXLは3層タイプで100GBのみとなっている。 なお、追記型ディスクは「BD-R XL」、書き換え型ディスクは「BD-RE XL」とも呼ばれる。 BDXLは従来のBlu-ray Disc対応再生機器では認識することができないため、対応する機器を新たに用意する必要がある。 BDXL対応の機器は後方互換性を保っており、従来の1層、2層タイプのBlu-ray Discを読み書きすることができる。 また、CDやDVDの読み書きもサポートする。 BDXLは2010年秋頃から一般向けの製品が発売され始めている。 2009年末に規格が発表された「Blu-ray 3D」と共に注目を集めている。

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