BitLocker

用語の解説

BitLockerとは

(ビットロッカー,Windows BitLocker Drive Encryption,BitLocker Drive Encryption,BitLocker ドライブ暗号化,)
BitLockerとは、Microsoftが開発したセキュリティ技術で、ハードディスク(HDD)内のデータを丸ごと暗号化することによって情報漏えいの防止を図る技術のことである。
BitLockerはOS(Windows)と密接に連携しており、通常のファイルやフォルダだけでなく、Windowsのシステムファイルやハイバネーションファイル(休止状態の保存ファイル)も含めたHDD全体に対して暗号化を施している。 BitLockerが普段からディスクの内容を暗号化しておくことによって、例えばノートパソコンが不意に盗難にあった場合でも、機密情報が流出する危険性は大幅に減少するとされる。 BitLockerでは、暗号鍵としてTPM(Trusted Platform Module)1.2と呼ばれる特殊なチップが使用される。 ただしTPMを搭載していないマシンにおいてはUSBフラッシュメモリなどのデバイスを用いて暗号鍵を管理することができる。 USBメモリ使用する場合、USBメモリを鍵として挿入することで暗号を復号化することができるようになっている。 2007年5月現在、BitLockerは、Windows Vistaのエディションのうちビジネス向けで情報セキュリティが強化されたエディションの「Windows Vista Enterprise」、Windows Vistaのすべての機能を含んでいる「Windows Vista Ultimate」に搭載されており、Windows Server “Longhorn”(開発コードネーム)にも搭載される見込みである。

用語解説出典   powered by. Weblio

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