DLL

用語の解説

DLLとは

(ディーエルエル,ダイナミックリンクライブラリ,共有ライブラリ,シェアドライブラリ,Shared Library,)
DLLとは、動的なリンクによって利用されるライブラリのことである。
Windowsでは、DLLファイルの拡張子として「.dll」が付く。 DLLでは、様々なアプリケーションプログラムで使用される汎用的な機能がモジュール化されており、実行ファイルがリンクを読み込むことによって共通して利用できるようになっている。 動的にリンクしていることによって、プログラム間で重複したコードを共有化し、メモリ占有量やHDDの読み込み時間などを削減することができる。 Windowsでは、OSとしての機能の多くをDLLによって提供している。 アプリケーションの開発に当たっては、DLLとしてすでに用意されている機能は新たに開発しなくてよいので、開発効率の向上も期待できる。 ただしDLLを利用するためには実行プログラムとDLLをセットにして管理しなくてはならない。 DLLは元々Windowsにおける用語であるが、後にUNIXなどでも同様の機能を指して「DLL」や「ダイナミックリンクライブラリ」と呼ぶ場合が多くなっている。 UNIX系OSでは「共有ライブラリ」などと呼ばれることもある。

用語解説出典   powered by. Weblio

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]