DSP版

用語の解説

DSP版とは

(ディーエスピーバン,Delivery Service Partner versionen,DSP versionen,)
DSP版とは、WindowsをPCのパーツと併せて購入する場合に適用される販売形態、およびライセンス形態のことである。
DSP版は「OEM正規販売代理店ライセンス」とも表現されており、いわゆるメーカー製のPCにプリインストールされた状態で販売される「正規OEMライセンス」とは区別されている。 特定のPCパーツとセットで購入することが条件となり、パッケージソフトとしてWindowsを購入するよりも低価格で入手することができる。 DSP版の販売形態を利用することで、PCショップがくみ上げたホワイトボックスや、ユーザーが自作PC用のOSとして購入しようとする場合にも、OEM版と同様の価格引下げを適用できるという。 DSP版では、特定のPCパーツとセットで利用するためのライセンスであるため、併せて購入したパーツとセットでなければ利用できないという制限が設けられている。 セットで扱えるパーツとしては、マザーボード、CPU、メモリ、HDD、フロッピーディスク、光学ドライブ、各種の拡張カードなどが対象にできる。 DSP版はWindows XPから適用された。 OEM版のWindows XPは2008年1月をもって提供終了したのに対し、DSP版は2009年1月まで提供終了期間が延長されている。 後継バージョンのWindows VistaやWindows 7でも、DSP版のメリットは注目されている。

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