DVD-R

用語の解説

DVD-Rとは

(ディーブイディーアール,)
DVD-Rとは、光ディスクの一種であるDVDの規格のうち、データの書き込みが一度だけ可能である規格のことである。
DVD-Rでは、片面4.7GB、記録層が2層になっているタイプのものでは最大8.5GBのデータを記録することができる。 CD-Rに比べると10倍以上のデータが記録可能であることになる。 DVD-Rでは、書き込みの形式によってはデータの追記が可能であるが、一度書き込んだデータを消去したり上書きしたりすることはできない。 DVD-RのようなDVD関連規格の中には、データの書き換えが可能なDVD-RWなどの規格もある。 DVD-RWと比べると、DVD-Rは安価であるという利点がある。 DVD-Rは、ファイナライズと呼ばれる作業を行うことにより、それ以上メディアのへ追記ができなくなるが、市販の再生専用のDVDプレーヤーやDVD-ROMドライブなどで再生ができるようになる。 また、2004年より著作権保護技術の一種であるCPRMに対応したDVD-Rが登場し、コピーワンスで放送されたテレビ番組の録画が可能になった。 なお、一般ユーザー向けに提供されているDVD-Rのメディアは、「DVD-R for General」と呼ばれている。 これは、DVD-Videoなどのメディアからデータを複製して再生することが可能であるが、コピー制限があり、完全に複製することはできないようになっている。 他方、プロフェッショナル用途のDVD-R規格として「DVD-R for Authoring」がある。 こちらは、専用のメディアを必要となるが、コピー制限がなく、業務用に制作するために使用される。

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