Deep Zoom

用語の解説

Deep Zoomとは

(ディープズーム)
Deep Zoomとは、Microsoftが発表した画像のシームレスなズームイン、ズームアウトを実現する技術のことである。
Deep Zoomでは、画像データをタイル状に分割して扱う。 特定の領域にズームインした場合は、分割された画像のうち、表示箇所に該当するタイルのみが読み込まれて表示される。 画面表示に必要なデータのみを取り出し、その周りのデータは読み込む対象から省くことによって、アプリケーションに負荷に影響を与えない、滑らかなズームイン、ズームアウトが実現されている。 Deep Zoomでは、XML Schemaによってファイルが形成される。 Deep Zoomで扱える画像ファイルを生成するツールとして、「Deep Zoom Composer」などが提供されている。 また、手動でXMLを作成することもできる。 Deep Zoomは、Microsoftが開催したカンファレンス「MIX08」において、Silverlight 2の追加機能として発表された。 「Hard Rock Memorabilia」というWebサイトによって実装例が示され、膨大な分量の画像データから非常に精細な部分に至るまで滑らかな操作感で拡大、縮小する映像が披露された。

用語解説出典   powered by. Weblio

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