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EPD

用語の解説

EPDとは

(イーピーディー,マイクロカプセル型電気泳動ディスプレイモジュール,)
EPDとは、電子インク技術のひとつで、透明な液体の中で浮動する微粒子を電界負荷によって移動させ、それによって自由な表示を可能とする技術のことである。
EPDは、表示部分を曲面にすることが可能な「フレキシブルディスプレイ」であるということに最大の特徴がある。 2006年1月にセイコーウオッチ株式会社が発売するEPD製品「スペクトラム」は、バングル(ブレスレット)にディスプレイを貼り付けたような特異な形状をしている。 EPDは、ウェアラブルコンピュータをディスプレイから具現化する事例のひとつでもある。 EPDリストウォッチ「スペクトラム」 構造としては、EPDは薄いフィルム上にナノメートル単位のマイクロカプセルが敷き詰められたようなものになっている。 個々のカプセルは液体で満たされ、その中で白黒の微粒子が浮遊している。 白い微粒子は正に荷電されており、また黒い微粒子は負に荷電されている。 ここでマイクロカプセルに負の電界をかけると、白い粒子はカプセルの上部に移動し、同時に黒い粒子は逆の電界によってマイクロカプセルの底部に引き付けられる。 このため、マイクロカプセルの表面は白く見える。白い粒子に隠れて黒い粒子は見えなくなる。 EPDのほかの主な特徴としては、おおむね次の点が挙げられる。 (1)視野角はほぼ180度で、従来の反射型液晶に比べても視野角がはるかに広く、紙媒体と比べても遜色ないこと。 (2)表示コントラストが非常にはっきりしていること、(3)軽量で薄いこと、(4)自由に曲げることのできる柔軟性を備えていること、などである。

用語解説出典   powered by. Weblio

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