FlashPix

用語の解説

FlashPixとは

(フラッシュピックス)
FlashPixとは、Eastman Kodak、Microsoft、Hewlett-Packard、Live Pictureの4社が共同で開発した画像フォーマットである。
拡張子には「.fpx」が付く。 FlashPixは、Live Pictureの画像処理ソフト「Live Picture」の画像フォーマットであるIVUEが基になっており、1つのファイル内で解像度の異なる複数の画像を64×64ピクセルのタイルに分割して階層構造で管理している。 また、ディスプレイやプリンタなどの出力デバイスに依存せず意図した色を表現するためのsRGB、そして、輝度信号と色差信号によって規定されるPhotoYCC(YCbCr/YPbPr)という2つの色空間をサポートしている。 このため、出力デバイスごとに最適な画像を使い分けることができる。 また、表示や配信にかかる時間が短くて済むという特長を活かし、主にネットワーク上でやり取りする画像フォーマットとして使われている。 なおFlashPixは、階層構造を採用しているという特性上、そのままデバイスに出力することができない。 デバイスへの出力時に変換を行う必要があり、高解像度の場合は変換処理に高いCPUパワーを必要とする。 ちなみに、FlashPixは富士フイルムのデジカメプリントサービス「フジカラーFDiサービス」で取り扱い可能な画像フォーマットの一つとして採用されている。

用語解説出典   powered by. Weblio

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