HVD

用語の解説

HVDとは

(ハイボルテージディファレンシャル,)
HVDとは、ディファレンシャルと呼ばれるデータ伝送方式のうち、およそ5Vの電圧を利用する方式のことである。
HVDという呼び名は後にLVD(Low Voltage Differential)が登場した際に付けられたもので、当初はディファレンシャルと言えばHVDを指していた。 SCSI-1やSCSI-2では、1本の信号線を利用するシングルエンドとHVDが利用可能となっていた。 HVDには、シングルエンドより数倍ケーブルを長くできるという利点があったが、消費電力が多いなどの難点も多く、シングルエンドとの互換性もなかった。 SCSI-3で採用されたLVDは、HVDよりも低電圧で動作するため低消費電力であり、シングルエンドとは互換性があるため利用しやすくなった。 以来、ディファレンシャル方式としてはLVDが広く利用されている。

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