INIファイル

用語の解説

INIファイルとは

(イニファイル,INI file,)
INIファイルとは、主にWindows 3.1を中心とするWindows系OSで用いられる、ソフトウェアの設定に関する情報を保存するためのファイルのことである。
「INI」は「初期化」や「デフォルト設定」を意味する英語「initialization」のことである。 INIファイルには、複数のセクションが設けられており、各セクションにエントリーとして、キーの名前、およびキーの値が記入される形式となっている。 INIファイルは、単純なテキスト形式のファイルであるため、テキストファイルとして扱えば容易に編集することができる。 Windows 3.1に続いて登場したWindows 95では、INIファイルに代替する設定ファイルとしてレジストリが用意された。 INIファイルを利用した場合、ユーザーやアプリケーションごとにINIファイルを設ける必要があるが、レジストリでは複数のユーザーやサービス、アプリケーションの情報を統括して管理することができる。 また、レジストリの編集にはレジストリエディタと呼ばれる(普段は隠されている)特殊なプログラムを呼び出す必要があり、不用意に設定値をして変更してエラーを引き起こす危険性が抑えられている。 最近では、INIファイルやレジストリのような設定ファイルの形式として、XMLのファイル形式を採用したソフトウェアも登場している。

用語解説出典   powered by. Weblio

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]