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JPEG2000

用語の解説

JPEG2000とは

(JPEG2000)

 画像圧縮方式の一つで、JPEGを発展させた仕様。

画像符号化の標準化を行なうISOとITU-TSの共同組織、JPEG(Joint Photographic Experts Group)によって、2001年1月に規格化された。

 前身のJPEGは、1990年に制定された静止画の圧縮・展開に関する国際標準規格で、ISO 10918-1(ITU-TS T.81)として規格化されている。

 JPEG2000は静止画像の圧縮・展開の方式を定めた規格で、従来のJPEGよりも高圧縮、高品質な画像圧縮が行なえるのが特徴。

 従来のJPEG方式では画像を離散コサイン変換(DCT:画像を小さなブロック分割して周波数成分係数を量子化・符号化して圧縮する方式)で変換するが、JPEG2000ではウェーブレット変換(ウェーブレット関数により画像全体を周波数帯域に分けた縦横それぞれの周波数成分を量子化・符号化して圧縮する方式)で変換する。

 このため、JPEGでは高圧縮率(低画質)で保存したときに目立っていたブロックノイズ(格子状ノイズ)やモスキートノイズ(水面の波紋状のノイズ)が、JPEG2000では発生しない。 また、「電子透かし」の挿入や、圧縮する際の画質、ファイルサイズなどの細かい指定が可能となっている。

 JPEG2000では、圧縮された状態でさらに内部的に圧縮したデータを抽出することが可能なため、一つの画像データから、携帯電話向けなどのコンパクトな画像から通常のサイズ、さらに印刷用の高解像度画像まで、様々な解像度の画像が得られる。

 また、JPEGは多少のデータの損失を許容することで劇的な圧縮率を達成したが、JPEG2000ではまったく損失のない可逆圧縮も選択することが可能になった。

用語解説出典   powered by. IT用語辞典 e-Words

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