LZW

用語の解説

LZWとは

(LZW)

 1984年にSperry社(現在のUnisys社)のTerry Welch氏が発表したデータ圧縮アルゴリズム。

1977年にAbraham Lempel氏とJacob Ziv氏が「LZ77」アルゴリズムとして発表した辞書圧縮という手法を、Welch氏が改良した方式。

 辞書圧縮とは、あるデータを圧縮する際、既に読込まれたデータの中からもっとも長い一致文字列を探し、(もし発見できた場合に)その位置と一致長で置き換える方法である。

 Welch氏は、辞書の構築や管理方法を工夫し、効率よく符号化していくアルゴリズムを開発し、Lempel、Ziv両氏に自分の名前を加えた「LZW」と名づけた。

 Sperry社は世界各国でLZWを特許として登録した。 1986年に同社はBurroughs社と合併してUnisys社となり、現在は同社が権利を保有している。

 LZWは、画像ファイルのGIF形式やTIFF形式の圧縮方式として使われているのをはじめ、モデムの圧縮プロトコルであるV.42bisや、文書ファイルのPDF形式、ページ記述言語のPostScript Level 2など、様々な場面で使われている。

 GIFフォーマットはアメリカの大手パソコン通信ネットワークのCompuServeで使われ始めた形式だが、Unisys社は当初、GIF画像を扱うソフトウェアからはLZW利用に伴う特許料を徴収していなかった。

 ところが、WebブラウザがGIF形式に対応し、インターネットの利用拡大に伴って急速に普及するようになると、同社は手のひらを返したようにソフトウェア作者から特許料を徴収し始めた。 このような同社のやり方は反発を招き、フリーソフトウェア作者の団体などからはボイコット運動を起こされ、話題を呼んだ。

用語解説出典   powered by. IT用語辞典 e-Words

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