Linux

用語の解説

Linuxとは

(Linux)
ソースコードを公開しており誰もが自由に改変・再配布できる“オープンソース”の代表的なソフトで、UNIXクローンのOS(基本ソフト)である。
企業情報システムのサーバ用OSとして、米MicrosoftのWindowsやRISC CPUを搭載した各ハード・ベンダーのUNIXと並んで人気が高い。 狭義のLinuxはカーネルと呼ぶOSの中核モジュールのことである。 Linuxカーネルに各種のライブラリやソフト、C/C++言語処理系などをセットにしてOSとして利用できるようにした配布パッケージが出回っている。 こうしたパッケージには、例えば米Red Hatが開発する「Red Hat Linux」や、日本オラクルの子会社であるミラクル・リナックスが開発する「MIRACLE LINUX」などがある。 従来のLinuxは主に、同じくPC上で稼動するオープンソースUNIXのFreeBSDと同様にファイアウォールやルータ、DNSサーバや電子メール中継サーバ、ウェブサーバ、ファイルサーバといった各種インターネット・サーバ用途で使われていたが、現在では企業からの信頼が上がり、データベース管理システムやアプリケーション・サーバなどを業務で使うためのOSとしても使われるようになった。 Linuxは元々、1991年にフィンランドにあるヘルシンキ大学の学生だったリーナス・トーバルズ(Linus Torvalds)氏がスクラッチでソースを書いたカーネルである。 管理ファイルのディレクトリ構成やシステム・コールはSystemV系UNIXをベースにしている。

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