MD5

用語の解説

MD5とは

(エムディーファイブ,メッセージダイジェストアルゴリズム5,)
MD5とは、ハッシュ関数と呼ばれる、あるデータから元の値とは異なる数値を得ることができるアルゴリズムの一種で、1991年にマサチューセッツ工科大学のリベスト(Ronald Rivest)教授によって考案されたアルゴリズムのことである。
RFC 1321で規定されている。 MD5を利用すると、任意長のデータから128ビットのハッシュ値(メッセージダイジェスト)を出力することができる。 32ビットマシンで高速処理ができるように設計されており、また、アルゴリズムをコンパクトにコード化できるという特徴を持っている。 MD5は、主にAPOPなどの電子メール認証や、デジタル署名などにおいて利用されている。 MD5は、リベスト教授によるMD4を元に開発されている。 なお、米国政府などで主に採用されているSHA(Secure Hash Algorithm)はMD4をベースとしている。

用語解説出典   powered by. Weblio

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