Mac OS X Snow Leopard

用語の解説

Mac OS X Snow Leopardとは

(マックオーエステンスノーレパード,Mac OS X v10.6 Snow Leopard,Mac OS X v10.6,Mac OS X 10.6,Snow Leopard,)
Mac OS X Snow Leopardとは、Mac OS X Leopardの後継バージョンとして発表されたオペレーティングシステム(OS)の名称である。
2009年8月に発売された。 Mac OS X Snow Leopardでは、パフォーマンスの大幅な改良が図られている。 報道発表資料によると、検索速度も最大90%向上、「Time Machine」の最初のバックアップが最大50%向上しているとされる。 Webブラウザ「Safari」の新バージョンでは、JavaScriptの実行速度が最大50%向上し、さらにクラッシュにも強くなっているという。 その他、C言語をベースとしたグラフィック処理用のプログラミング言語「OpenCL」などをサポートしている。 また、機能面での強化としては、「Dock」と「Exposé」が統合されており、FinderやMail、iCal、iChat、Safariといったアプリケーションは64ビット化されている。 QuickTimeは新バージョン「QuickTime X」となり、YouTubeやMobileMe、iTunesなどへの投稿が簡単にできるようになる。 その他、画面読み上げ機能「VoiceOver」、点字ディスプレイのサポート、マルチタッチ対応のトラックパッドに文字を書くことによる中国語入力のサポート、といった機能が追加される。 Exchange Serverをデフォルトでサポートしている点も特徴となっている。 Mac OS X Snow Leopardは2009年6月に開催されたWWDC(Worldwide Developers Conference)2009で初めて発表された。 ちなみに、バージョン名の由来である「snow leopard」は、中央アジアの山岳地帯に生息するネコ科の珍獣・ユキヒョウのことである。

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