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Mac OS X

用語の解説

Mac OS Xとは

(MacOSX)

 Apple社が2001年3月に発売したPower Macintosh用OS。

Mac OS Xのカーネル(基盤部分)は「Darwin」と呼ばれるもので、UNIX系OSの一系統であるBSDベースの設計となっている。

 これは、Mac OS Xが、同社が買収した旧NeXT社の「OPENSTEP」を継承・発展させたシステムであることによる。 このため、UNIXカーネルの特長であるプリエンプティブマルチタスク機能をMac OSとしては初めて備え、アプリケーションソフト相互の干渉が防止できるようになった。

 ユーザインターフェースはMac OS 9以前と比べ一新され、新たに設計された「Aqua」と呼ばれるものを採用している。 従来と機能的な互換性を保ちつつ、半透明表示などを多用して見栄えを一新したほか、Windowsのタスクバーに相当する「Dock」などが追加されている。

 一方、UNIX系OSを基盤にしているだけあってCUI(文字ベースの対話式の操作体系)も用意されており、POSIX互換のUNIXコマンドをコマンドラインで実行することもできるようになっている。

 このほか、マルチユーザ対応も可能となり、複数のユーザが個別に個人のファイルや設定情報を保存できるようになった。

 Mac OS XとMac OS 9以前は基本設計が全く異なるOSだが、古いアプリケーションソフトの移植を簡単にするために、Mac OS Xには「Carbon」という旧OS互換APIが用意されている。 これは、Mac OS 9のAPIのうち、プリエンプティブマルチタスクでも支障なく使えるものを集めたもの。

 他にも、Mac OS X上でMac OS 9を動作させる「Classic」環境が用意されており、これらを使用することにより、ほとんどの旧Mac OS向けアプリケーションソフトをMac OS Xで利用することができる。

 ただし、互換機能を使って動作させるアプリケーションソフトはMac OS X本来の機能を使い切ることはできず、動作の不安定さなど、旧OSの欠点もそのまま引き継いでいる。 これでは、せっかくMac OS Xを導入しても古いOSを使っているのと変わらない(互換機能のオーバーヘッドの分、動作速度は劣る)。

 もっとも、PhotoshopやIllustratorなどを初めとした著名なアプリケーションソフトについては既にMac OS Xに対応したバージョンが用意されているため、最新版を用意すればMac OS Xの新機能を活用することができるようになっている。

 Mac OS XはMac OS 9と比べて非常に負荷が大きくなっており、動作させるには高い性能が要求される。 使用するには最低128MBのメモリを搭載したPower Macintosh G3/Power Mac G4/iMac以降の機種が必要。

用語解説出典   powered by. IT用語辞典 e-Words

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