SGI

用語の解説

SGIとは

(エスジーアイ,シリコングラフィックス,)
SGIとは、3Dグラフィック用のハードウェアやソフトウェアを開発・販売するアメリカのコンピュータメーカーの名称である。
1982年にジム・クラーク(Jim Clark)によってSilicon Graphics, Inc.という名称で設立され、その後1999年にSGIという短縮した形に社名変更された。 SGIは、1983年に最初のグラフィックス処理用の端末を出荷し、1984年には最初のワークステーションを出荷しており、以後、3次元グラフィックスやビデオ編集などに使われるマルチメディアの処理機能に優れたワークステーションなどの製造・販売を通じて急成長した。 また、ソフトウェア分野ではWindowsのOpen GLへの対応などで注目されている。 また、独自のUNIX互換OSであるIRIXを搭載したコンピュータを製造していたが、Windows NTを搭載したものにその後、方針転換を図っている。 他方、SGIは企業買収などの側面においては、1992年に、MIPS Technologies社を買収したり、1996年にスーパーコンピュータ大手のCray Research社などを買収したりして、マイクロプロセッサメーカーとしての事業を拡大したが、業績の悪化に伴い、2000年に売却している。 さらに、2005年の11月には、株価が最低水準を下回ったために、ニューヨーク証券取引所から上場廃止になり、2006年2月に同社は、資金繰りの悪化を理由に事業の売却から倒産を余儀なくされている状況にある、との発表を行っている。

用語解説出典   powered by. Weblio

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]