SHTTP

用語の解説

SHTTPとは

(エスエイチティーティーピー,)
SHTTPとは、Web上の通信プロトコルであるHTTPに、暗号化をはじめとするセキュリティ機能を付与するためのプロトコルのことである。
RFC 2660で定義されている。 SHTTPでは、暗号化アルゴリズムによってデータを暗号化し、通信を行うことができる。 平文でデータをやり取りするHTTPに比べて、パケット盗聴などに対するセキュリティ性の向上が図れる。 SHTTPを利用する際には、「shttp:」で始まるURLが用いられる。 SHTTPと同様の通信プロトコルとして、SSL(Secure Sockets Layer)を利用してデータの暗号化を行うHTTPS方式がある。 SHTTPは送信データを暗号化してセキュリティを高めるのに対して、HTTPSは通信経路自体をセキュアにするという違いがある。 また、HTTPSはHTTPだけでなくFTPなどのプロトコルに対しても利用できるという特徴がある。 SHTTPは、1990年代中ごろに利用されていたが、後にHTTPSが主流となって非常に多く利用され、今日ではSHTTPが利用される場合はほとんどない。

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